愛知県西尾市の吉良高校で「半巾帯講習会」をさせて頂きました。東亜の先生と、研修生2名も指導の補佐として高校にお邪魔し、生徒さんと楽しく製作を行いました(^o^)
今回のブログでは、参加した2名の研修生が講習会の様子をお届けいたします(●^o^●)
1月25日・27日に吉良高校の服飾デザイン科の生徒のみなさんに半巾帯作りを体験してもらう半巾帯講習会が行われました!
帯芯と事前に選んだ布、普段使っている裁縫道具を用意して早速帯作りを開始します!
まず、帯芯の準備です(*^。^*)必要な幅の長さになるように、帯芯に線を引き、半分に折ります。
次に布にも寸法通りで線を引き、その線に沿うようにミシンで縫い、縫い代をアイロンで折っていきます。
いよいよ布と帯芯を合体です!布の縫い代を帯芯で挟み、しつけ糸で固定させます。帯芯が固く、生徒さんはしつけ糸で留めるのに苦労していましたが、一生懸命取り組んでくれました。
しつけ糸での固定が終わったら完成までもう少し!真ん中に空けておいた口から手を差し込み、ひっくり返します。帯は長いうえに帯芯で固くなった布はひっくり返すのが大変で、周りの子たちに手伝ってもらうこともありました。
ひっくり返せたら、手である程度形を整え、その後アイロンでしっかりと形を整えます。
最後の行程!ひっくり返すために開けておいた口を本ぐけで綴じていきます。これで半巾帯の完成です\(^o^)/丈夫な帯になるように、みなさん細かく縫ってくれましたよ!生徒さんは授業の中で、浴衣も作ったことがあるようで、返し口の本ぐけも上手に出来ていました!
全部で6種類の半巾帯が出来ました!浴衣を着た時に使えるので、夏祭りなどで着てくれたら嬉しいです。
吉良高校の生徒さんたちは、自分たちで衣装の製作をしたり、ファッションショーを行ったというだけあり、説明の理解力もあり、ミシンの使い方もお手のものでした!2日間計4時間の授業で全員が完成することが出来ました!どの生徒さんも丁寧に作業してくれたおかげで、とても綺麗に仕上げることが出来ました(*^_^*)