レポは4回目だけど、今日はレッスン3回目でした。 先生は今日の最後に使う衽(おくみ)に印をつけておいてくださったそう。
身ごろの裁断もすでに先生にやってもらったのですが、その身ごろに切り込みが入ってます。 この切り込み、引っかけるとすぐに破れてしまうそうなので、仮縫いで止めておきます。
先生が裁断の時にすでに黒い糸で印をつけておいてくれました。黒い糸印がついている方が背なので、糸印の付いている方を中表になるようにして縫っていきます。
裾二枚をきちんと合わせ耳から3分のところにミシンをかけ背縫いします。長いな~。
二度縫いしなければいけないので、今度は耳から1分入ったところを縫います。
さっきより幅が狭いので、あまりスピードを速くすると失敗しちゃいそう。レッスンでも普段からミシンに慣れている方はダダ~ッて縫ってしまうんだそうです。
なんかミシンで縫っても手で縫ったみたいに歪んでるな~・・・モモコの場合...
次にキセをかけます。え、先生、キセってなに?
「縫い目の上に布を被せる感じでコテをあてて、縫い目が隠れるよう折り目を付けることですよ」
「5厘(2ミリ)のキセを背の縫い代が上になるようにかけていきます」
表地から見ると、縫い目に折り重なった布が重なって、縫い目は見えなくなりました。
続いて、あげ縫い。
着物には、あらかじめ縫い直しに備えて、内あげという余裕を持たせた部分があります。着ているうちに、裾が擦り切れたりしても、このあげの部分を解いて、もう一度仕立て直すことができるのですね。
あげをつまんで、待ち針を刺しました。
ここもミシンで縫っていきます。 縫い終わったら、さっき背縫いのところみたいに、5厘のキセをかけ、輪の部分を3分ぐけします。
キセが外れないよう、背縫いのキセ山の所にわざとポツンと一目落とすのがポイント。
細かい作業だけど、これも和裁のいいところ。
次に、脇縫いをします。
最初にでてきた衽(下の写真の左端)も使います。
裾(上の写真の下側)はキチンと合わせておきます。
衽と脇縫いが終わったら、脇あげの上を開いて三角をつくります。
脇のキセが外れないようにするために、「しのび」をいれました。
先生の指示通りに縫い進めていくだけで、どんどん浴衣が出来ていきます。 次回はクケ祭りとか!運針の練習しておかなきゃ...
モモコさん、お疲れ様でした! 浴衣完成の日を夢見て、がんばって!