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執筆者の写真東亜和裁

半衿のつけ方ブログ第4弾 【刺繍半衿の場合】

更新日:2023年6月1日

葵先生による「半衿つけブログ第4弾」です!

★これまでの半衿付けブログはこちら!


今回は、刺繍半衿のつけ方を紹介していきます\(^o^)/

R3.1.23 刺繍半衿.JPG

まず刺繍半衿について少しお話します。下の写真は、半衿が二つに折られた状態のものです。

DSC_0672 編集後 02.jpg

一般的に刺繍半衿は、写真の位置に左右対称に刺繍が入ってることが多いです。顔の周りに華やかな刺繍があることによって、明るい印象になりますよね!自分なりのお洒落も楽しむことが出来ます(*^。^*)

DSC_0673_CENTER.JPG

長襦袢に半衿を付けていきましょう(*^_^*)刺繍半衿を付ける際の最大の特徴は、着用した時に半衿の柄がしっかり見えるように、長襦袢の裏側から半衿を付けていくということです。

縫い方に関しましては、「半衿ブログ第1弾」と同じですので、簡単に解説していきます。長襦袢の表側から縫うか、裏側から縫うのかの違いです。

まず、半衿の長い方の辺を約1cm折り、身頃の中心(背縫いのところ)と半衿の中心をまち針で留めます。

R3.1.23 刺繍半衿つけ (3) 編集後.jpg

端までまち針を打っていきますが、第1弾のブログ同様、背中心から15cmぐらいは、半衿を少し張って待ち針を打ちます。

これは着用した時に半衿の内側(首の後ろ)にシワが寄るのを予防するためです。(下の写真の右側が背中心です)

IMG_2590.png

端からこのように大きな目(2~3cm)で縫ってもらって大丈夫です!

R3.1.23 刺繍半衿つけ (15) 編集後.jpg

半衿を張り気味にした場所(背中心から約15 cm)は、このように小さい縫い目で縫っていきます(^o^)

R3.1.23 刺繍半衿つけ (19) 編集後.jpg

反対側も同じように縫います。

長襦袢の裏側に半衿が付きました!

R3.1.23 刺繍半衿つけ (1) 編集後02.jpg

裏返して今度は表側を縫います。

R3.1.23 刺繍半衿つけ (27) 編集後.jpg

まずは、背縫いのところに針を1本打ち、その周りにもまち針を打っていきます。

R3.1.23 刺繍半衿つけ (30) 編集後.jpg

表側は着用した時に縫い目は見えないので、最初から最後まで、先ほどと同じように大きい目で縫っていきます。

R3.1.23 刺繍半衿つけ (38) 編集後.jpg

多少の縫い曲がりはあまり気にしないで、楽しくザクザクと縫っていきましょう(*^_^*)

R3.1.23 刺繍半衿つけ (39) 編集後.jpg

半衿付けが完了しました!この縫い方でやれば、着物を着た時も柄をしっかり出すことが出来ます☆

R3.1.23 刺繍半衿つけ (8) 編集後.jpg

こちらに半衿付けの動画もあります。

今回のブログは、【丁寧な付け方】と同じやり方になりますが、動画でも分かりやすく説明していますので、ご覧ください\(^o^)/

(動画では長襦袢の表側から付けています。刺繍半衿は裏側からになりますので、ご注意ください。

また、【簡単な付け方】の動画も紹介します。こちらはよりお手軽につけることが出来ます。半衿をたくさん付け替えて楽しみたい方におすすめです☆

いろんな半衿のつけ方のブログシリーズ 

第一弾☆おうちにある裁縫セットでお手軽に!簡単半衿の付け方☆

https://www.toawasai.jp/post/haneritsuke_1

第二弾 ☆【本格的】半衿のつけ方~バチ衿の時~☆

https://www.toawasai.jp/post/haneritsuke_2

第三弾 ☆半衿の付け方 【広衿の場合】☆

https://www.toawasai.jp/post/haneritsuke_3

第四弾  ☆半衿のつけ方 【刺繍半衿の場合】☆ https://www.toawasai.jp/post/haneritsuke_4

第五弾 ☆半衿のつけ方 【ワンポイント柄の場合】☆https://www.toawasai.jp/post/haneritsuke_5

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