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吉良高校さん、風呂敷バッグ&半幅帯講習(2025)

執筆者の写真: 東亜和裁東亜和裁

 昨年の11月から今年1月にかけて愛知県西尾市の吉良高校さんで風呂敷バッグ講習半幅帯講習を行わせて頂きました!生活文化科・服飾デザインコース 2年生の方と風呂敷バッグ制作を、3年生の方とは半幅帯制作をしました。




【風呂敷バッグ講習】


最初の講習は風呂敷バッグ制作からでした。2年生のみなさんと3時間の授業で完成を目指します!


 始めに風呂敷になる布の四辺を三つ折りにして縫い代を留める作業をしました。チャコペンで出来上がり線を引いて折りすじを折っていきます。

 この際に和裁道具のかけ針を使った折りすじの付け方を説明させていただき、早速実践してしてもらいました。やぱり使い始めはぎこちない手つきでしたが直ぐに使いこなして折りすじを付けていました!アイロンでしっかり折り目をつけれたら縫い代を留めていきます。


 本来なら四辺の縫い代すべてをくけ縫いで仕上げていきたい所ですが、時間の関係で今回は二辺をくけ縫いし、残り二辺をミシンで仕上げました。


進みが早い生徒さんはコテでの印付けにも初挑戦しました!温めたコテにちょっと緊張しながら持ち方や角度に気を付けて上手に印を付ける事が出来ました。


 最後に完成した風呂敷を持ち手のリングに結んだらバッグは完成です!!慣れないくけや運針での作業は大変だっと思いますが、今回の講習をきっかけに和裁に興味を持っていただけたら嬉しいです。






【半幅帯講習】


 3年生の半幅帯講習は2回の授業で行いました。3年生の方は、みなさんが2年生だった昨年に風呂敷バッグ講習でもお会いしており、クラスの仲がとても良いのが印象的でした。

講習初日は吉良高校さんに向かっている最途中で事故渋滞に巻き込まれるというハプニングに見舞われてしまい、到着してからは挨拶もそこそこに急いで制作に取り掛かりました。


 先ずは帯芯の幅を必要寸法に裁断して、ザラザラした面が外側に、ツルツルした面が内側になるように折っていきます。微妙な手触りの違いに悩みながら、何度も指先で確認をして芯を折りました。


 芯が終わったら表布も中表に半分で折り、しつけとミシン掛けをします。みなさんミシンはお手の物であっと言う間にミシン掛けは終了しました。

 ここからは根気の作業。芯と表布を一緒に留めていきますが、分厚くなるので一番下の布がちゃんと留めれてなかったりなんてことも…。留の作業が終わったら帯を表に反しますが、これがまた力作業…、 一人では大変なので二人で協力して帯を返しました💦


 最後に空き口を本ぐけで閉じて、アイロンで仕上げをしたら完成です✨綺麗にたたみ上げる所まで全員終えることが出来ました~!!みなさん本当にお疲れ様でした!!



 製作後はみんな『大変でした!』と言われてましたが、完成した帯は大変喜んでいただけました。ぜひ浴衣や着物に合わせて使っていただけたら嬉しいです(^^)



 

晴子『運針やくけ縫いにもまた挑戦してみてね~♪』


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