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執筆者の写真東亜和裁

安城高校さんで浴衣柄袷講習を行いました!

晴ちゃん「愛知県安城市の安城高校さんで“浴衣の柄袷講習”を行わせて頂きました!」



生活文化科2年生の生徒さん28名が浴衣を初めて反物からお仕立てされるにあたり、柄合わせのお手伝いをさせていただきました!!

今回は人数の関係で2グループに分かれていただき、教室も二部屋で授業を進めさせていただきました。



先ずは浴衣に必要なパーツや着た時にポイントとなる柄の位置についてのお話しをさせていただきました。

次に作業台に生地を置く時の並べ方や、袖になる予定の布、身頃に成る布などそれぞれ必要な枚数を順番に置いていく方法などご説明させていただきました。

この作業は見積もりと言って、柄合わせの前に必要な長さがきちんと足りているのかを確認する大事な作業です。

 


反物の置き方を見ていただいた所で、実際に反物を自分サイズの寸法に置いてみてもらい必要なパーツが取る事ができるか見積りをしていただきました。

見積りが出来たらポイントとなる柄を決めて、柄の位置を見ながら身頃・袖・衿&衽とパーツを置いていく作業を行いました!



 柄合わせのポイントは、

①後ろから見た時に左右の生地の柄の流れを良くすること

②前から見た時にお顔が映えるように左身頃の胸元にポイント柄を配置

③座った時にも柄が映えるようにお膝にくるあたりにもポイント柄を!

です。



また事前に織キズ染難などチェックしたところが目立つところに出てしまわないかなども考慮しつつ柄合わせを進めていきました。 


 



晴ちゃん「初めての柄袷で最初はみんな『難しい~!!』と言ってたけど、少しずつポイントの場所や柄の向きなどを意識して置けるようになっていたよ!


最後の方は急ぎ足になってしまいましたが、限られた時間の中で皆さん柄合わせをやり終えました~!!!  

ありがたい御縁をいただきまして、今年も「授業」として柄合わせ部分をお手伝いさせていただくことができました。

この後みなさんが無事に浴衣を完成させられるよう、応援しております!!


 


 

晴ちゃん「 この中から未来の和裁技能士さんが現れるかも!?(⊙∀⊙)


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