全国和裁技能コンクール長着の事前合宿が名古屋支部で開催されました。
例年は6月に開催される全国コンクールですが、今年は日程を変更して開催されることになりました。その為、今回は長着の合宿の様子のみ、少し早めにお届けいたします☆
今年の長着の合宿参加者は14人!!今年も沢山の研修生が参加してくれました!遠方の支部からは仙台・盛岡の研修生も参加しくれましたよ~!
【合宿一日目】
午後には遠方の研修生も揃い本格的に合宿がスタート!合宿開始時には挨拶と講師の先生のご紹介が有りました。
一日目は衿の付け方に集中して勉強をしました。衿付けは、まわし掛けで縫う人や本くけで付ける人などが居て、それぞれの方法で真っ直ぐキレイに縫う方法や、無駄の無い作業の方法を指導して頂きまし。研修生の一人は、剣先から衿先までの縫い下がりが苦手と言っていたので布の持ち方を教えてもらっていました。縫い方以外にも縫い代の伸ばし方も勉強しました!
【合宿二日目】
二日目は表身頃と裏身頃を縫い合わせる裾合せや袖についての勉強をしました。
裾合せは先ず半分を普段通りに縫ってから、一人一人しっかり先生の確認をしてもらいながら残り半分を縫う作業をしました。先生のお話しでは、糸コキの出る研修生が多かったのと事で、裾芯のゆるみの入れ方や入れ具合を教えて頂きました!
頑張っている先輩達の合宿の様子を晴子ちゃんも見学にきました。
晴ちゃん「 わ~っ、先輩達の運針す真っ直ぐで綺麗だし、手順も無駄が無くて凄く早い!!私も無駄な動きをしないやり方をもっと勉強しよう୧(⑉•̀ㅁ•́⑉)૭✧」
そして最終日は本番と同じ時間で仕立てをして、タイムや出来栄えを最終確認をして合宿を終えました。コンクールまでまだまだ沢山時間があるので、今回の合宿で学んだ事をしっかり自分の物にして、本番で存分に力を発揮してくれたら嬉しいです。
3・4年生の先輩が励んでいる間には、1・2年生の研修にお邪魔させてもらいました☆
1年生はすっかり浴衣の柄合せにも慣れて、一人で寸法の確認から柄合せまでをしっかりこなせるように成っていました✨ 縫いの手順もスムーズで集中して作業をしていました。
2年生は現在はウールの単衣着物をたくさん縫っている所でした!
先生のお話しでは、2年生では初めて合い口あわせに入った研修生もいるそうです(^^)
また、2年生が研修している部屋では皆の好きな音楽を流していて、ちょっとした気分転換になっているそうです。研修にお邪魔している間には70年代のアニソンなんかも流れていて、誰の選曲なのかとっても気になりました(笑)
夏以降には全国コンクール事前合宿(長襦袢)の様子や、コンクール本番の様子もお伝えしていきたいと思います♪
早くて綺麗な仕立てを目指して、みんな頑張っています( 'ᴗ' )و