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執筆者の写真東亜和裁

春のおでかけ研修2024 Part1

1年生もそろそろ研修生活に慣れてきた4月後半~5月前半にかけて、春のおでかけ研修が行われました!毎日の気温の変化も相まって身体が疲れやすいこの時期、研修の息抜きと先輩・後輩の交流も兼ねてちょっと遠くまで足を伸ばしてみましたよ~♪


今回は前半におでかけ研修が行われた、名古屋支部新潟支部四日市支部金沢支部の研修の様子をお届けします☆



【名古屋支部】


名古屋支部の春の研修は有松・鳴海絞り会館へ行き、雪花絞り体験を行いました。

絞り会館では1階がお店になっていて、カラフルな絞り生地でつくられた洋服や小物がたくさん売っていてどれも可愛く、このあと自分たちも絞り体験でどんなのが作れるんだろう!?とわくわくしました☆


2階では絞りの歴史や絞りの実演を見学しました。熟練の職人のおばあちゃんが実際に絞っているところを実演しながら、いろいろお話を聞かせてくださいました。白い生地、目印がなにもない生地からまっすぐに折り畳みながら絞っていく手つきがまさに「熟練」の技!!圧倒されました!!


体験の時間になり、いよいよ体験スタートしました。手ぬぐいを縦に4分の1ずつの幅になるように屏風たたみで畳んだあと、正方形か二等辺三角形に折っていきます。そのあと生地を三角形の板で挟み輪ゴムで留めて、染料につけて染めていきました。

絞り染めは、染まらない部分を作るために①縫う、②たたむ、③糸でくくる、という3つのいずれかの手段で防染をし生地に柄を染め出すのですが、技法は100以上あるそうです。今回教えていただいた雪花絞りは②たたむ「板締め」という技法というそうです!

染料も何色もあり、また、三角形のどの部分を染料につけるかで、たくさんの柄が作られます。みんなかなり悩み染めていました。



今回は板締め以外にも、糸でくくる技法や、つまようじや竹の細い板で挟む技法に挑戦する研修生もいました。研修生それぞれがみんな違う柄ができあがっていて、絞りの奥深さを感じました。思った仕上がりになった研修生、想像と違う仕上がりになってしまった研修生それぞれでしたが、共通して「もう一回やってみたい!!!」と話していて、みんなとても楽しめました☆☆



【新潟支部】


新潟支部の春の研修は万代島美術館で開催中のコシノジュンコ展に行ってきました。


お昼はイタリアンだったのですが、皆、悩みに悩んでいました。


コシノジュンコ展は写真撮影可だったので好きな衣装などを撮っている子もいました。万代島美術館の入るビルの展望台では新潟手ぬぐい展もやっていました。新潟にちなんだ柿の種や錦鯉など種類豊富な手ぬぐいがあり、見ていてとても楽しかったです。




【四日市支部】


久住菓舗本店にて和菓子作りを体験させていただきました。

今回は、生菓子「紫陽花」・柏もち・わらびもちの3種類を作りました!

紫陽花は3色の寒天を刻んで混ぜ合わせ、土台になる餡子とギュッと握り合わせて形を整えて、最後に崩れないよう寒天でコーティングしました。


柏餅は粒あん・こしあんをお餅でつつみ、塩漬けした柏の葉で包みました。(あんこで葉の色を変え、緑の葉がこし餡、茶色の葉が粒あんです。)


わらびもちは社長さんが手早く作ってくれました!


何年も通われているベテランの方たちに混ざって体験しましたが、テキパキと作業されていたので邪魔にならないように気をつけながら沢山お話も聞かせていただきました!合間の休憩ではお茶とお饅頭をいただきました😋

思っていたよりもお菓子の量が多く、しばらくおやつは和菓子でした!とても楽しく、美味しい体験でした!




【金沢支部】


4/26に春の研修で目細八郎兵衛商店へ行き、フェザーアクセサリーの体験を行なって来ました。ここは手作りの加賀毛針を専門とし加賀毛針の美しさを伝えたくフェザーアクセサリーの体験を始めたそうです。色々なフェザーを重ねていき、ブローチを作ります。


個性が出てなかなか面白いブローチが仕上がりました。

また「めぼそ」の縫い針は針仕事をされてる多くの職人さんがご愛顧されてるそうです。




名古屋支部・四日市支部・新潟支部・金沢支部の研修は如何だったでしょうか?

後半の「春のおでかけ研修Part2」ブログも是非お楽しみに☆



 

有松しぼりで出来た鯉のぼりの大きさにビックリです(⊙⊙)こんな大きな鯉のぼりを作った職人さんは本当に凄い!!


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