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執筆者の写真東亜和裁

紗袷着物 縫製講習会

秋の虫が鳴き出した8月末、名古屋支部では紗袷着物の縫製講習会が行われました。



Q:紗袷着物ってどんな着物?


A:紗袷着物は紗や絽といった薄い夏物の生地を重ねて作られている着物です。夏用の薄い生地のため、下の生地が透けて見えるので上品で涼しげな印象を与える着物です。




絽には柄があり紗には基本ぼかしが入っている物もあります。


講習会では小さいサイズにカットした反物を使って紗袷の勉強をしました。

練習で作るミニ着物には柄合わせをする為の柄を先生が一つ一つ手書描きしたんですよ~!!(*`⊙0⊙´*)

基本的な作り方は単衣着物と同じがすが、生地を二枚重ねて縫うため絽と紗の生地がズレないように糸で生地を止めて、生地を折る作業をしたりします。

また普通の単衣とは逆側を見て縫う部分もあるので注意が必要です!


慣れない作業もありましたが、皆さん綺麗にお仕立てされていました。


あと単衣着物との大きな違いは、表の紗の生地にはくけ目が出ない様に縫い、裏の絽の生地には縫い目が出ないように仕立てます。


こちらは完成した紗袷着物の袖です。

絽の柄が紗の生地から透けて見えてとっても涼し気なんですよ♪


今回の講習会は東亜和裁で仕立てのお仕事をしてくれている和裁技能士さん向けの講習会でしたが、遠方の方では新幹線を使って静岡から来てくれた方もいてとても嬉しかったです(*^^*)

講習会に参加してくださった和裁技能士の皆様ありがとうございました!


 

晴子も早く色々な着物を仕立てられるように成りたいな!




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