4年後、和裁の匠になる!s

東亜和裁に通う夢ちゃんが4年間で和裁技能士になるために奮闘するブログ

夏の体験会『ゆかた作り』2019

7月27日に名古屋・仙台支部で夏の体験会『ゆかた作り』が行われました。ご参加くださった皆様ありがとうございました!

さて、今回のブログは体験会の参加者さまのレポートです!

全くの初心者だったそうですが、体験の様子はどうでしょう...?

支部に到着したら、浴衣の柄を選んで製作スタートです。

今回私は名古屋支部のゆかた作りに参加しました。和裁経験ゼロ、最後に針を触ったのは約10年前(学生時代の家庭科の授業が最後ですね...)だったので、ドキドキして臨みました。

体験会では一日で仕上げられるように事前準備してある浴衣を使います。ゆかた作りではお袖づくり、脇くけ、額縁づくり(布の角の処理)、袖付けなどの製作工程を体験できます。聞きなれない言葉がたくさん出てきましたが、先生が丁寧に教えてくださったので裁縫に慣れていない私でも時間内に完成させることができました!

natsu2019-yukata_01.jpg

(作り方の冊子も見ながら作っていきました。)

体験会では実際に和裁技能士さんが使うものと同じ道具を使用して製作ができます。針と糸はもちろん文鎮、コテ、丸みの型紙、物差し(単位がセンチメートルではなくになっています。)といった道具を使って浴衣を作っていきました。文鎮は生地を抑えるために使いますが、持ってみると重さにびっくりしました!また、コテはいわゆるアイロンのような道具ですが、とても熱くて使うときは緊張してしまいました。

natsu2019-yukata_02.png

(コテは印付けにも使います。)

先日のブログ記事でもありましたが、くけ(縫い目の糸が表から見えないようにする縫い方)の作業が大変でした。先生がお手本で運針の技術を使った縫い方を見せてくださいましたが、私には全くできなくてまつり縫いで布の端を縫っていきました。和裁技能士さんの技術のすごさに触れた気がしました。

natsu2019-yukata_03.jpeg

(くけの作業をしているところです。)

ゆかた製作は大変なだけではなく、袖の丸みの部分が面白いなと感じました。私は今まで浴衣や着物を何度か着たことがありましたが、袖の丸みについては全く意識したことがなく、袖の隅は角張ったものだと思っていました。今回の体験をしていなかったらずっと丸みに気づかなかったかもしれません。また、丸みを絞ったり、縫い代をコテでつぶしたりといったお袖づくりの工程が今まであまりしたことのない作業で楽しかったです。

natsu2019-yukata_04.png

(丸印を付けたところが袖の丸みです。)

初めてのことで難しいこともありましたが、浴衣が完成した時は嬉しかったのと同時に自分でもできたとホッとしました。また体験会では本物の和裁道具を使ったり、先生の技を間近で見られたりと普段なかなか触れることのない和裁の世界を体感できて興味深かったです。ファッションや着物、和裁に少しでも興味がある方、モノづくりが好きな方にとてもおすすめできる体験会だと思いました!

natsu2019-yukata_06.jpeg

(完成した浴衣。自分で作ると愛着もわきます。)

ご興味ある方はこの機会にぜひ参加してみてください!

完成した浴衣や袴はお持ち帰りいただけます。自分で作った袴を卒業式で着ることもできちゃいますよ!

夏の体験会でお待ちしてまーす!

2019_natsu_taiken-01.png

詳細はこちら→ https://toawasai.jp/news/2019/08/post-87.html

日程時間支部ゆかた・はかま
2019年8月 3日(土) 10:00-16:00  静岡・金沢・四日市・盛岡 ゆかた
2019年8月18日(日) 10:00-16:00  名古屋 はかま
2019年8月24日(土) 10:00-16:00  静岡・金沢・四日市・盛岡・仙台・新潟  はかま

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
ランキングに参加しています。毎回応援クリックありがとうございます

2019-08-01 | 東亜和裁行事

2019年度 1日1枚コンクール

今年も1日1枚コンクールがやってきました!

研修生たちは、10日間で10枚の着物を仕立てる事を目標にします。

夢ちゃんは初めての参加です!

「がんばるぞー!」

各支部の1日1枚コンクールの様子をお伝えいたします。

【名古屋支部】

1日1枚コンクールでたくさんの着物を縫うために、今日は、 1年生の6時間または、5時間のタイムトライアルに合わせて、上級生もゆかた2枚コンペをしています。2枚縫うためには、かなりの速さが必要です。

「先輩たち、速さときれいさを両立していて本当にすごいな!」

今まで1年生は席が1年生で固まっていたので、初めて先輩たちと混ざっての席で緊張気味かな?

みんなコンペなので、教室はとても静かです。

19年度浴衣コンペ名古屋 編集後2.jpg

【四日市支部】

四日市支部は一日一枚仕立てたらドラえもんシールを貼っていきます。

シールは研修生からのプレゼントです。

1日1枚仕立てて、さらに学年ごとの目標点数も達成して、特別賞をとった子もいますヽ(^o^)丿

みんな目標はそれぞれですが、よく頑張りました!

19年度1日1枚コンクール 四日市 (1) 編集後.jpg

19年度1日1枚コンクール 四日市 (2) 編集後.jpg

19年度1日1枚コンクール 四日市 (3) 編集後.jpg

【静岡支部】

1枚縫うごとにお寿司シール1枚を貼っていきました。それぞれが立てた目標は達成できてよかったです。

19年度1日1枚 静岡 (2) 編集後.jpg

【金沢支部】

表を作って壁に貼りました。1枚縫ったら、何を縫ったか書いて表に貼っていきます。

19年度1日1枚 金沢 編集後.jpg

【新潟支部】

新潟支部の1日1枚コンクール期間中の枚数表は花火大会!!期間中に出すとたくさんの花火が打ちあがります。それぞれの和サインジャーがかき氷を食べながら鑑賞中。

19年度1日1枚コンクール 新潟 編集後.jpg

【仙台支部】

枚数表に今月は1人2つの傘を作りました!

1日1枚連続コンクール中はしずくのシールを貼っていきます♪♪

この日は残り2日!ラストスパート中です。

2人で励まし合って頑張っていま~す!!仙吉くんも応援してますよ!

19年度 1日1枚コンクール 仙台 編集後.jpg

【盛岡支部】

盛岡支部では、枚数表もかねて、1枚仕立てたら、花びらを貼って紫陽花を完成させます!

立派な紫陽花を咲かせられるよう、頑張っています!

19年度1日1枚コンクール盛岡 編集後.jpg

↓「1枚でも多く仕立てたい」という気持ち、大切にしていきたいですね!
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
ランキングに参加しています。毎回応援クリックありがとうございます

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
にほんブログ村



2019-08-01 | 夢ちゃん研修日記  東亜和裁行事

夢ちゃん、自分の浴衣をつくる

毎日和裁の勉強をがんばっている夢ちゃん

だいぶ浴衣が縫えるようになってきたので、今日は自分の浴衣を縫ってみることにしました!

裁ちと印をつけて、さっそく縫っていきます。

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (1) 編集後.jpg

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (2) 編集後.jpg

まずはミシンがけ・・・

縫い曲がりに気を付けながら、ミシンをかけていきます。

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (3).jpg

次にミシンで縫ったところにコテを使ってキセをかけます。

「文鎮でおさえて、少し布を張って」と先生に習ったことを思い出しながらの作業です。

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (4).jpg

あとはひたすら"くけ"て縫い代のしまつをしていきます。

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (5).jpg

1年生はこのくけが1番大変と感じるところです!くける部分は多く、すべてをくけるのは大変なのです。

くけが上手に速くなるポイントは"運針"です。

正しい運針がマスターできていればくけも小さな針目でスラスラくけていくことができます。くけの動きは運針と同じなのです!

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (7).jpg

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (6).jpg

次はお袖を作ります。  

「丸みの縫い代もキレイにたたんで......」と袖底の丸みを作るのも上達したので手つきも慣れたものです。

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (8).jpg

出来上がったら寸法の確認です。

「寸法通りできた!良かった!」

「よし!あとはお袖を身頃に付けるぞ!」

2019.7.13夢ちゃん自分の浴衣製作 (9).jpg

「出来た~~!」

最後にアイロン仕上げをして完成~!!

4月から和裁を初めてやって7月にはここまでできるようになりました!  

東亜では学年ごとに東亜オリジナルの検定があります。

1年生の夏は「12級ゆかた全縫製 7時間」です。夢ちゃんはこの検定に向けてスピード強化中です!!

↓自分で作った浴衣を着れるなんて、嬉しいな!
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
ランキングに参加しています。毎回応援クリックありがとうございます

2019-07-16 | 夢ちゃん研修日記

先輩の技はすごい!

今回のブログでは、東亜和裁で何年も研修を積んだ先輩の技能をお見せするとともに、裁断・印付け・縫製など反物がどうやって着物になっていくのかも一部ですがご紹介していきます!

「先輩の手際の良さを見て学びたいな」と現在1年生の夢ちゃんも真剣です。

19年夏 社長 大島着物  (2) 編集後.jpg

19年夏 社長 大島着物  (11) 編集後.jpg

作成する物は、単衣の大島着物です。白地なので爽やかで涼しげな着物が出来そうですね!

19年夏 社長 大島着物  (4) 編集後.jpg

19年夏 社長 大島着物  (5) 編集後.jpg

裁断をしているところです。丈が足りるかなどをしっかり確認してからハサミを入れます。緊張感のある作業です!

19年夏 社長 大島着物  (14) 編集後.jpg

裁断をしたあとは、ものさしで出来上がりの寸法になるようにコテで印をつけていきます。速く美しく仕立てるためには、正確な印付けが大切なのです。

「さすが先輩!印付けのスピードも速いなあ。」

19年夏 社長 大島着物  (16) 編集後.jpg

さあ、印付けが終わりましたら、いよいよ縫っていきます!

大島着物のような正絹の着物は、基本的にすべて手縫いです。

針の穴に糸を通します。「これも先輩は慣れた手つきだなあ」

19年夏 社長 大島着物  (21) 編集後.jpg

背や脇を縫い、その後、衽を付けていきます。これも和裁の基本である『運針』の技法を使います。

「先輩の運針、速さと美しさがちゃんと両立されているなあ。夢子も見習わなきゃ!」

19年夏 社長 大島着物  (26).JPG

単衣の着物には、『額縁』という箇所があります。

『額縁』は衽の裾に位置します。衽の裾の角をキレイにたたみ、仕上げるのです。着た時にも目立つ衽ですから、きれいに直角に仕上げることを目指します。

「先輩が作った額縁はちゃんと直角になってる!すごい!」

19年夏 社長 大島着物  (31) 編集後.jpg

額縁ができたら、裾・つま下を三つ折りにしてくけていきます。

19年夏 社長 大島着物  (33) 編集後.jpg

衿付けです。衿はななめに縫うため、縫い曲がりがおこりやすいところですが......

「すごい、まっすぐ縫えている!夢子はまだまだ縫い曲がってしまいます...」

19年夏 社長 大島着物  (38).JPG

お袖を付けたら完成です!!

キレイに仕上がりました!着物を仕立てるにあたって、2枚の生地と生地とをキレイに縫い合わせることが大切になってきます。そのためにも、きれいで正確な運針が重要です。

「先輩が縫ったもの、やっぱりきれいだなあ。運針などの和裁の基礎をマスターすることはとても大切なんだな。夢子も先輩みたいになれるように今日からまたがんばろう」

↓いつか大島着物縫えるようになりたいな!
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
ランキングに参加しています。毎回応援クリックありがとうございます

2019-07-12 | 夢ちゃん研修日記

東亜会イベント 半巾帯作り

東亜和裁には、『東亜和裁教師会』といって4年間の研修を修了した修了生が入る会があります。これまで修了生のみんなが集まり、同窓会や、お食事会などのイベントが開催されました。

今回金沢支部で、半巾帯制作のイベントが行われました。

この時期に半巾帯を作っておけば、今年の夏、ゆかたと一緒に楽しむことができますね!

金沢支部では、帯を作ったことがない人が多く、半巾帯作り講習会を開き、支部会員のスキルアップと交流を行いました。

19年度東亜会イベント金沢 (3)edit.jpg

たくさんの種類の生地を用意しましたよ!どれを使って帯にしようか迷ってしまいますね!

19年度東亜会イベント金沢 (4).jpg

生地を中表にして、キセを含めた帯巾で印をつけます。

その印に合わせてミシンをかけていきます。「曲がらないように...」と真剣です!

約4mの長ーい距離をミシンで縫うのです。

19年度東亜会イベント金沢 (2).jpg

19年度東亜会イベント金沢 (5).jpg

ミシンが終わったら、帯巾に合わせて切った帯芯を縫い代の下に入れます。

ひっくり返して、あき口をふさいで完成です!

19年度東亜会イベント金沢 (10).jpg

19年度東亜会イベント金沢 (11).jpg

19年度東亜会イベント金沢 (12).jpg

19年度東亜会イベント金沢 (13).jpg

素敵な半巾帯ができました!表と裏の生地の組み合わせもかわいいですね!

19年度東亜会イベント金沢 (8).jpg

19年度東亜会イベント金沢 (14).JPG

レースの生地を使って帯を作った人もいました!麻の葉の生地が透けてとてもきれいな帯ですね!

19年度東亜会イベント金沢 (6).jpg

19年度東亜会イベント金沢 (7).jpg

早速、着付けてみましたよ!リバーシブルなので、表面と裏面の色や柄の組み合わせを楽しむことができるのです。

さすが皆さん、和裁技能士。いろんな結び方を知っていますね!

作る前は、まっすぐミシンをかけて、芯をとじ、表に返してくけるだけ...と簡単に考えていました。確かにそうなのですが、芯のゆるませ具合など案外、苦戦しました。

表に返した後、ピシッと綺麗だったり、生地と芯がしっくりいっていなかったりと、半巾帯、奥が深いと思いました。

今回、着物をほどいた生地だったり、持ってきた生地を見たり選んだり、和気あいあいと楽しく始まり、全員無事に完成して、充実した時間を過ごすことが出来ました。

↓古典柄はもちろんやモダンな装いもどんどん挑戦したいな!
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
ランキングに参加しています。毎回応援クリックありがとうございます

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 和服(和裁)へ
にほんブログ村



2019-06-29 | 東亜和裁教師会イベント