4年後、和裁の匠になる!s

東亜和裁に通う夢ちゃんが4年間で和裁技能士になるために奮闘するブログ

2021年6月 の記事一覧

全国和裁技能コンクールに挑戦!

6月に入り雨が多くなったり、かと思えば晴れの日が続いたりしましたが、最近はようやく梅雨らしい、はっきりしないお天気の日が続いていますね。そして行動するごとの手洗いや消毒、混雑したところはなるべく避けて、テイクアウトの食事やスイーツを自宅で楽しむなど新しい生活様式もすっかりと身についてきました。先日まで発令されていた緊急事態宣言期間中、名古屋支部は隔日の研修で密にならないように対策をしていました。そんななか今年も全国和裁技能コンクールに挑戦しました!!

全国和裁技能コンクールとは、和服の縫製技術を競い合う全国レベルの大会です。

長着(着物)の部と長襦袢の部があり、それぞれ途中まで縫製し準備したものを、当日完成させます。

長着(着物)の部・・・経験年数や年齢を問わず、国家検定・東京商工会議所和裁検定ともに2級程度の技術を有している人が対象で、競技時間5時間30分で左袖作り、左右袖付け、表の衿付け、掛衿付け、仕上げまでを行います。

長襦袢の部・・・和裁経験3年未満の人が対象。競技時間3時間で左袖作り、左右袖付、衿付け、仕上げまでを行います。

例年、各支部から選抜されたメンバーが名古屋支部に集まり事前合宿を行っていましたが、今年度は緊急事態宣言の延長に伴い、残念ながら合宿は中止、コンクール本番を各支部にて開催し、作品を送って審査していただきました。

3年生の夢ちゃんも長着の部に初挑戦です。

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夢子「日頃の研修の成果を発揮できるようがんばるぞ!!」

普段から研修している支部とはいえ、スタートまで緊張です。

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9時になりました。「始めて下さい!」

それぞれの支部でスタート!

午前中3時間。集中して手をすすめていきます。

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夢ちゃんも袖から縫っていきます!「き、緊張で針に糸がとおらない・・・!こてもなんだかうまくかけられない・・・!集中しなければ!」

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*四日市支部*

いつも袖口留めの下がうまくいかずポッコリ出てしまうのですが、準備では上手くできました!

少しだけコツが掴めたような掴めてないような・・・(*_*)本番も同じ仕上がりを目指します!!
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名古屋支部もみんな真剣です。あっという間に午前の3時間が近づき、長襦袢の部は作業時間終了です。
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仙台支部からは長襦袢の部に1人参加しました。直前の練習では思うように出来ず時間をオーバーしてしまいましたが、本番は時間内に完成することが出来ました!
1人でのコンクールは気持ちをのせることが難しかったですが何とか今できる精一杯の力を出せました!
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*盛岡支部*
全国コンクール長襦袢の部に出場が決まってから本番に向けてたくさん練習をしました。
部分縫いを使って留めの練習をしたり、苦手な所を練習しました。
生地の置き方や仕上げ、作業の順番など、コンペをするごとに話し合い、本番に向けて内容も詰めていきました。
残念ながら合宿が中止になり、本番を支部でやることとなりましたが、いつも通り集中して本番に臨むことが出来ました!
「緊張したけど楽しかった!」と言っていました(^^)頑張りました!
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*金沢支部*
本番当日、2人とも前半は良いペースで進めることが出来ました。後半は、それぞれに時間がかかってしまったところがあり焦りましたが、最後まで集中する事が出来ました。
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お昼休憩をはさみスタートした午後。長着の部もまもなく作業時間が終了です。
選手全員無事に完成しました!!!!
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夢子「ぎりぎりなんとか完成してたたむことができた!最後がぎりぎりすぎてすごく焦った・・・・(>_<)」
選手のみなさん、本当におつかれさまでした!!!!
結果は・・・
長着の部
銀賞 厚生労働大臣賞受賞!
同じく銀賞 経済産業大臣賞受賞!
その他3名受賞できました!
長襦袢の部
銀賞 東京商工会議所会頭賞受賞!
銅賞 中央職業能力開発協会会長賞受賞!
その他2名入賞できました!
受賞された皆さん、おめでとうございます!!!!
来年こそは優勝目指して頑張りましょう!!!
↓夢子「初めて挑戦したコンクールは、とても緊張して手が震えました・・・!なんとか完成できたものの課題がたくさんです・・・先輩の背中をみながら夢子も明日からまた頑張ろう・・・!」
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2021-06-24 | 全国和裁技能コンクール

6月カレンダー 夢ちゃんミニ着物メイキング

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「こんにちは!夢子です\(^-^)/」

6月といえば・・・ジューンブライド♡6月の花嫁さんですね♡

東亜和裁3年生の夢子にとって花嫁さんになるのはまだまだ先のことだけど、素敵な花嫁さんには憧れます・・・♡

花嫁さんの和装といえば・・・打掛!ということで、今月の夢ちゃんミニ着物は打掛に挑戦してみました!

挑戦!とは言ってみたものの・・・打掛とは・・・!?

ひさしぶりに登場!の葵先生に聞いてみました!!

葵先生『おひさしぶりです!』

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「打掛(うちかけ)」とは・・・日本の女性の着物の種類の一つです。室町時代以降の女性の衣服の一種で、着物を着た上から打ち掛けてはおり着るものであることからこの名称がつきました。現代では主に花嫁の式服として使われています。白無垢も打掛の一種で白打掛とも呼ばれています。

内側に着用する着物より一回り長めの丈で仕立てられ、裾には「ふき」といわれる綿をいれて厚みを出した部分があります。

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裾周りに厚みの有る部分を作ることで足に衣装がまとわりつくのを防止する目的があります。

「葵先生ありがとうございます(^-^)」

打掛は着物のうえからはおり着るもの。そして打掛の内側に着る着物も必要で、着物は「掛下(かけした)」、その掛下を着用するときに使う帯のことを「掛下帯(かけしたおび)」といいます。

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「掛下」・・・ 打掛の下に着る振袖のことです。現在は花嫁衣裳の打掛の下に着るきもののことを指します。白地のものが一般的ですが、色打掛などを着用する場合は、上に着用する打掛の色合いに合わせます。

「掛下帯」 打掛の下に締める礼装用の女帯のことです。

現在では、打掛も掛下帯も、花嫁衣裳にのみ用いられています。

「なんとなくイメージしていた「打掛」について、少しだけわかってきました(^-^)」

夢ちゃんも長襦袢を着た上に、ピンク色の掛下」を着用しました。帯には金彩が入った白地のちりめん生地をあわせてみました!

葵先生 ほかにも花嫁さんの衣装には色々な小物を使いますよ・・・♡

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筥迫(はこせこ)・・・江戸時代より武家の女性が使っていた薄い箱型のもので、身だしなみを整えるために懐紙や鏡などを小箱に入れて懐にさしていたものが現代に受け継がれています。「いつも身綺麗にします」という意味もあります。

懐剣(かいけん)・・・もともとは房付きの袋に入った短剣で「いざという時は女性であっても、自分の身は自分で守る」という意味も込められ、江戸時代より母親から贈られる婚礼道具の一つです。現在では衣裳にその形だけが残り、剣は入っていません。

末広(すえひろ)・・・末広とは扇子の事で、先に向かって次第に広がっていく形状から「将来へ末広がりに幸福と繁栄が与えられますように」との願いが込められています。

帯揚げ・・・鹿の子絞りの帯揚げには"子宝に恵まれますように"との意味と想いが込められています。

抱え帯(かかえおび)・・・きものの裾をたくしあげたとき裾を押さえるために用いたのことです。作業をする際に着物の裾が邪魔にならないように抱え帯で止めていたそうです。婚礼衣装では帯の下に沿えて結ぶ幅の狭い帯のことです。

丸ぐけの帯締め・・・婚礼衣装では中に綿を入れた丸ぐけと言われる帯締めを使います。

「婚礼衣裳の小物として使われるアイテムにも、花嫁さんが幸せになれるようにと色々な願いが込められているんですね・・・改めて和装の素晴らしさを実感です(^-^)」

今回の夢ちゃんミニ着物には、帯揚げ、抱え帯はちりめん生地を使いました。

筥迫(はこせこ)と懐剣(かいけん)は、ちりめんの生地で作り、房は刺繍糸で小さく梅結びをしてつくりました。

丸ぐけの帯締めには市販の細紐、末広は銀の折り紙で作成です(^-^;

アイテムごとにどんな色にしようかな?これくらいのサイズかな?悩みながらも、全体の色合いがだんだん決まってきました!夢ちゃんに着せていきます♪

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帯揚げ、帯締め、抱え帯は打掛と同系色の赤で可愛くきめました♪

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打掛を羽織ってみました♪筥迫(はこせこ)懐剣(かいけん)末広をバランスをみつつ配置して、完成です!

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6月の夢ちゃんミニ着物 打掛バージョンが無事完成しました(^-^)

パーツも小さく大変でしたが、まだまだ続きそうな"おうち時間"を楽しむことができました♪

6月のテーマを考えていたときにちょうど"逃げ恥婚"や"年の差婚"など嬉しいニュースが伝わってきました。そして平年よりも早い梅雨入り、かと思えば気温がぐんぐん上がって真夏日の日があったり・・・気象状況や新たに発見される新型コロナウィルスの変異株の報道などなど・・・思うように外出できない日々が続きますが、気分転換に"好きなドラマを一気見"したり、可愛い小物をハンドメイドしてみたり(^-^)

また"おうちでゆかた"というのも流行っているようですね♪自宅で空調のきいた室内で、肌に触れると気持ちいい素材の浴衣をきて、非日常感を楽しんでみるのもおすすめです。

葵先生 「いつもブログを読んでくださる皆様も、いろいろな"おうち時間"を過ごしてみてくださいね(*^_^*)」

↓夢子「いつか本物の花嫁さんになれるかなあ♡」
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2021-06-08 | 手作り日記  着物ミニ知識