4年後、和裁の匠になる!s

東亜和裁に通う夢ちゃんが4年間で和裁技能士になるために奮闘するブログ

2019年3月 の記事一覧

第30回技能グランプリ

3月1日から3月4日まで神戸国際展示場他6会場で第30回技能グランプリが開催されました。

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 技能グランプリとは・・・・

熟練技能者が技能の日本一を競い合う大会で、参加資格は、特級、1級及び単一等級の技能検定に合格した技能士さん。

1級技能士は、職業訓練指導員免許を持っている場合でも1年以上、実務経験のみの場合は7年以上の実務を経験した熟練技能者が受験する検定試験です。

 技能五輪全国大会が青年技能者(原則23歳以下)を対象とした技能競技会であるのに対し、技能グランプリは年齢に関係なく、熟練技能を競う文字通り全国規模の技能競技大会です。

和裁の競技内容は 9時間で 裁断、印付け(丈の印のみ)が終わったものを完成させます。

第30回技能グランプリには、東亜和裁からは金沢支部、名古屋支部、静岡支部から

4年間の研修を修了後、東亜でさらに腕に磨きをかけた3人が挑みました。

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なんと今回のJAVADA(中央職業能力開発協会)のHPには東亜和裁の選手の写真が掲載されていました!

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今回の大会は平成最後の大会で、天皇陛下御在位30年記念大会でもあり、とても重みのある大会のように感じました。

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3月1日15時30分から兵庫県立文化体育館で開会式が行われ、30職種533名の参加者となりました。

主催者あいさつの後、各県代表が県旗を掲げ意気込みを一言ずつ述べました。

『さー時間との戦いが始まるぞー』と言った緊張感がひしひしと伝わってきました。

1日目

開始15分前から着席で、こては温まっているかと心配しながら注意事項の説明などがありました。

「はじめてください!」

午前3時間がスタートしました。  

印が見えない、表裏を間違えた、と小さなアクシデントはあるようでしたが、大丈夫そうです。

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3時間なんてあっという間に終了です。進み具合はバラバラですがまだまだこれからです。

午後からの3時間も皆さん必死に頑張りました。

2日目

泣いても笑ってもあと3時間。昨日よりも更に手の動きが早くなっています。

終了30分くらい前になると速い人、遅い人がわかってきます。

縫っている人も必死ですが、見学しているこちらも必死に時計とのにらめっこです(笑)

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「終了10分前」、「5分前」、「1分前」と声がかかります。

たたみ上げて、手を放して終了なのにまだ触っている・・・・・・

「終了です」と審査委員長の声が響きます。一瞬にして手が止まり静かになります。

東亜からの参加者は3名とも無事に仕上がりました。

本当にお疲れ様でした。

競技終了後は前回大会で仲良くなった宮崎県・大分県の代表の方々と神戸どうぶつ王国へ行ってきました。花と鳥とのふれあいを基本としたテーマパークです。

2日間の緊張を動物に触れあう事で癒すことが出来ました。

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表彰式は10時から神戸ポートピアホテル『ポートピアホール』で行われました。

技能五輪のようにサプライズな発表ではなく、直前に入賞者の一覧が配布され各職種ごとに壇上に上がり表彰されます。

今回は銅賞と敢闘賞に入賞しました!

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3人とも次回の大会もぜひ参加したい、挑戦したいという気持ちになったそうです。

宮崎県・大分県の代表の方々とも次回また会うことを約束し、会場を後にしました。

閉会式での技術委員長の講評のなかで、「大会に出て賞を目指すのもとても意義のあることで素晴らしいことですが、それに至るまでのプロセスが最も重要で大切だという事を忘れないでほしい。」と述べられていました。

技能向上には終わりはない、試行錯誤の毎日であるという事を改めて感じた大会でした。

↓お疲れさまでした。選手の皆さんの挑戦する気持ちを見習いたいです。
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2019-03-21 | 技能グランプリ

葵先生の着物ミニ知識「衣文抜き」

先日のブログで、着装認定試験についてご紹介しました。今回のブログでは、着付け関連のミニ知識をお届けしたいと思います。

今日のお題は、知っていると役に立つ衣紋抜きについてです。

女性が着物を着付ける時、「衣紋を抜く」という作業があることをご存知でしょうか。衣紋を抜くと、首と衿の間に隙間ができますよね。衣紋を抜くことによって、衿にとても女性らしい曲線ができるのです。

 しかし、きれいに衣紋を抜きつつ、着物を着付けをすることは少し難しいのです。私も着付けを習ったばかりの頃は、きれいに衣紋が抜けなくて苦労しました。そんなときのお役立ちアイテムは、『衣紋抜き』です!

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衣紋抜きの中心を身頃の背中心に合わせて縫いつけます。衣紋抜きをつける高さは、身長にもよりますが、衿付けから18㎝から22㎝ぐらいを目安にするといいです。着付けの際に腰ひもを衣紋抜きに通して結びます。

衣紋の抜き方は、首の付け根から後ろの衿山まで、手の指四本(こぶしひとつ分)が入るくらいあけます。横や後ろから見た場合、後ろ衿が極端に抜けていないように気を配ります。抜きすぎると下品に見えるので、注意が必要です。

 格の高い着物は衣紋を多めに抜き、おしゃれ着は、衣紋を詰め気味にするのが基本です。

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衣紋抜きを使った着付けがこちらです。きれいに衣紋が抜けていて、美しい後姿ですよね!

↓仕立も、着付けも美しくを目指しています。
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2019-03-17 | 着物ミニ知識

着装認定試験

3月13日に全国和裁着装団体連合会の着装認定試験が東亜和裁名古屋支部で開催されました。

今年は2級7名、1級3名、講師2名、師範3名とたくさんの人が受験しました。

全国和裁着装団体連合会の山田操先生が審査員としていらっしゃいました。

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山田先生が最初にご挨拶をしてくださいました。

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こちらは試験風景です。

2級の課題は、自装も他装も、付下げまたは、訪問着です。帯びは二重太鼓に結び、制限時間は、長襦袢を着ている状態から18分です。

写真の一番奥が師範の他装の課題である、男子礼装(長着、袴、羽織)です。長襦袢を着ている状態から13分で着付けます。

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訪問着の自装をしているところです。

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山田先生が審査をしています。

審査は前からだけでなく、後姿も間近で見られるのでみんな緊張しています!

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これは講師の課題である、振袖の他装です。制限時間は25分です。 

バリエーションで帯揚げがリボンでかわいいいのと、帯どめがピアノで帯締めが音符になっているのです!講師は振袖の帯結びが自分で考えたオリジナルのもので、名前も自分で考えます。

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これは後姿です。素敵です。

「1級を受験されるようになると、布さばきもだいぶ慣れた手つきで見ていても安心ですね。」と審査で来られた先生もおっしゃられていました。

仕事や和裁の研修もあるなかで、練習する時間を作るのも大変でしたが、みんなこの日の為に1年間練習して準備を重ねてきました。みんな合格できるといいですね!

↓1年間の成果がでるといいですね!
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2019-03-15 | 着付け

Tさんの支部交流

以前のブログでは、四日市支部の先生が支部交流についてレポートしてくれましたが、今回は、実際に研修に行ったTさんがレポートしてくれました。

支部交流はTさんにとってどのような経験だったのでしょうか。

四日市支部にて研修させていただきました。静岡支部には技能科の先輩はいらっしゃるのですが、同期と研修生の先輩がおりません。二年生に上がり、思うように縫い進めることが出来ず、焦る日々...。

点数が取れている同期はどのくらいのスピードで作業しているのか?どのように1日の計画を進めているのか?気持ちに余裕があるのか?等々。

先輩がいる環境って?研修生が沢山いる支部ってどんな雰囲気?等々、あ〜見に行きたい!!!という熱い気持ちを持って、四日市支部へ向かいました。

晩御飯はトンテキラーメン!明日からの研修に向けてしっかり食べなくては!

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研修1日目

同期の二人の作業は無駄がなく、効率的な動きでした。一番違うのは、私はまだノートを見て確認しながらの作業が若干ありますが、二人は全くない事。作業手順がしっかり覚えられている事でした。

縫っている枚数に大きく差があるところも一因かと。

また、お昼休憩時間も無駄にせず、休日教材の地直しや印つけなど、ご飯をゆっくり食べないなど、向き合う姿勢にも見習わなければと深く思いました。

四日市支部の外注でいらしている方にもお話を伺い、卒業までに大変だったことや時間の使い方など参考になることばかりでした。

(静岡に戻り、静岡の外注の方にもお話を伺い、やはり時間の使い方をご教示いただきました。)

研修終了後、先生と同期二人と技能科の先輩お一人と晩御飯をいただきました。カレーうどん!とても美味しかったですし、先生、同期と楽しくおしゃべりできてリフレッシュ!

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同期のご実家に一泊させてもらいました。

夜の持ち帰り作業時に悩みを共有して、将来の事、日々の研修の事、沢山話して自分だけが悩んでいる訳ではない!とストレスが軽減されました。

それに、家での作業のスピードも見せて貰えて勉強になりました。ありがとうございました。

2日目

袷着物の襟付け、掛襟付けの新しい方法を教えて頂きました。また、私の唯一の得意箇所(もっと沢山あるとよいのですが)褄先の処理についてご説明させていただきました。

説明する事は自分の中でキチンと理解して、さらに言葉にするということなので、大変良い経験をさせてもらいました。

二日間の研修で、自分の改善点が沢山見つかり、1つずつ解決していくことで、卒業までに揺るぎない技術と知識を身につけたいと強く思いました。

技術向上とリフレッシュをさせて頂き、本当にありがとうございました。四日市支部の皆様、お世話になりました!

さあ、今日も頑張って縫うぞ〜!!

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静岡支部に戻ったTさんは、早速研修に取り掛かっています。Tさんにとって二日間の研修は、同期の作業の様子を見たり、先輩のお話を聞いたりして、とても勉強になったようですね。和裁の研修にさらにやる気がでたようで私たちも嬉しいです。

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Tさんからお礼のお手紙をいただきました。富士山が描かれていて、静岡らしいですね!

↓充実した二日間になりましたね!
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2019-03-04 | 支部交流

長岡大手高校での講習会

以前ブログでもお伝えした安城高校と成章高校での和裁講習会に続き、新潟県の長岡大手高校でも和裁講習会がありました。その講習会について新潟支部の先生がレポートして下さいました。

2月27日に行われました長岡大手高校での和裁講習会で、和裁に触れる機会をつくっていただき、運針の実演とポケットティッシュケースづくりの体験をご一緒させていただきました。

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限られた時間の中での体験でしたが、いつもと違う鯨尺のさしを使って寸法をはかったりきせをかけたりして作っていき、完成した時にはすごい!出来た!と喜んでいただくことができてこちらもとてもうれしくなりました。

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新潟は有名な反物の産地ではありますが、和裁という仕事にふれることがなかなかないのでいい機会になった、といっていただけました。私たちにとってもたくさんの方に和裁に触れていただくとても貴重な機会になりました。

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長岡大手高校の生徒さん達にとっても、先生たちにとっても、とても有意義な時間になったみたいですね。長岡大手高校の皆さまありがとうございました。

↓楽しんで和裁をやっていただけて嬉しいです。
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2019-03-02 | 未分類