袖付け ほつれ直し パート1
毎日着物で研修をしている華ちゃん。
袖を扉の取っ手に引っ掛けてしまったりして、『袖付け』ってほころびやすい
所なんですよね!!
「袖付けのほつれを直して下さい」という依頼も多くあります。
今日は袷着物の袖付けのほつれ直しの様子を紹介しますね。
でも、こんな風に袖付けがほつれてしまったら!!
これ以上ほどけていかないように、すぐに、玉止めをしてください。
そのままにしておくとドンドンほつれていってしまいますよ。
I.最初に袖付けの止めをします。
2本どりの糸で結び止めをします。
① 表袖から針を出します。
② 表身頃→裏身頃のキセ山をすくいます。
③ 裏袖を肩山の方向に布目を2~3本すくいます。
④ 裏身頃→表身頃のキセ山をすくいます。
⑤ 表袖(①の針を出した肩山側)に針を出します。
⑥ しっかりと結びます。
これで袖付けの止めが出来ました。
II.次に表袖を縫います。
袖付けの止め付近は返し縫いで丈夫に縫います。
あいている部分を縫って下さい。
袖側を見て縫っています。
表袖付けのほころびが直ったら、裏袖付けは「本ぐけ」でふさぎます。
III.最後に仕上げです。
あて布をあててコテをかけます。
コテ持っていないんですが!!という方は.....
あて布をあててアイロンをかけても大丈夫。
あて布を忘れてしまうと生地がテカテカ光ったりしてしまうので。。。
その時は、アイロンのスチームを出さないで下さいね。
生地が縮んでしまうので。。。
アイロンの重みで押さえるくらいで大丈夫。
力を入れて押さえつけてしまうと縫い代の線が
浮き出てしまうのでご注意を!
きれいに元通りに直りました。
さて、先日、東亜和裁名古屋支部で、2月20日発売の『美しいキモノ』の取材がありました。別冊「いろはにキモノ・初心者のための 仕立てなんでもQ&A」で、東亜和裁の先生が本当になんでも答えちゃいました!
今回紹介した袷着物の袖付けの止めの様子も紹介されていますよ。
取材の様子がどんなふうに雑誌になるのか楽しみです!!
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