東亜和裁の特色 | 検定・コンクール

第51回全国和裁技能コンクール

全国和裁技能コンクール

平成24年6月17日(日)に第51回全国和裁技能コンクールが東京で行われました。このコンクールにおいて仙台支部の菅原真奈さんが見事、優勝・内閣総理大臣賞(金賞)の栄誉に輝きました。
また、金沢支部の守彩之さんが準優勝・衆議院議長賞(銀賞)、名古屋支部の渡邊裕子さんが第三位・衆議院副議長賞(銀賞)に入賞し、上位3位を東亜和裁の研修生が独占するという快挙を達成。同じく銀賞には金沢支部の小牧結花さんが、銅賞にも2名入賞するなど、出場者の実力が遺憾なく発揮されました。

受賞者支部名出身校
【優勝】 金賞・内閣総理大臣賞 菅原真奈
インタビュー
仙台支部 岩手大学
準優勝 銀賞・衆議院議長賞 守 彩之
インタビュー
金沢支部 高岡工芸高校
銀賞・衆議院副議長賞 渡邊裕子
インタビュー
名古屋支部 北大津高校
銀賞・文部科学大臣賞 小牧結花
インタビュー
金沢支部 南栃総合高校
井波高校
銅賞・厚生労働省職業能力開発局長賞 小笠原智恵美 盛岡支部 岩泉高校
銅賞・経済産業省製造産業局長賞 川畑文乃 金山支部(現 名古屋支部) 名古屋市立北高校

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仙台支部 菅原 真奈さん(岩手大学出身)

日ごろの練習の大切さを実感しています

昨年に続き2度目の挑戦でした。もっと上をめざしたいとの思いで挑戦したのですが、まさか一番上の賞をいただけるなんて! いまでも信じられません。何が勝因につながったのか、自分ではよく分かりませんが、日ごろから「自分に甘えないように」と言い聞かせ、地道に練習を続けたことへのご褒美のような気もします。コンクール直前の合宿では、卒業生の受賞作品を見せていただき、その仕上げの美しさに衝撃を受けました。そうした先生方の配慮がいい意味の緊張感を高めてくれたのかもしれません。

和裁を通して被災地支援にも貢献したい

私は仙台支部で学んでいます。昨年は震災の影響で、数カ月間和裁の練習ができなかったので、いま改めて和裁を学べる喜びを感じています。もともと日本独自の文化が大好きで、和裁の世界に飛び込んだのですから、卒業後は和裁技能士として働きながら、着物の魅力を多くの人に伝えていきたいと思います。特に、被災地の方々の中に「着物を着てみたい」という元気が戻ってきた時には、和裁を通じて支援したいと考えています。そのためにも、いろいろな種類の着物に挑戦し、さらに技能を高めていくつもりです。

志の高い仲間と先生が勇気をくれました

金沢支部 守 彩之 さん(高岡工芸高校出身)

銀賞という栄えある賞を受賞でき、感激しています。このコンクールは、反物を手にした準備段階から最後まで「丁寧に、美しく、早く」を貫く和裁の厳しさを再認識する機会になりました。合宿では、私よりずっとレベルの高い仲間からいい刺激をもらうこともできました。和裁は上達するほどに、達成感が大きくなる技能です。今回の受賞を励みにして、もっと実力を磨いていきたいと思います。時々「ま、いいか」と妥協しそうになる私に根気よくエールを送り続けてくれた先生方には、心から感謝しています。

「がんばってよかった」を積み重ねたい

名古屋支部 渡邊 裕子さん(北大津高校出身)

入賞はまったく期待していなかったので驚いています。着物をムラなく均一に仕上げることだけに集中して臨んだことが予想外の高評価につながったのかも知れません。目標が明確になるとがんばれるタイプなので、これからもコンクールや検定には積極的にチャレンジしていくつもりです。最近では、課題提出時に先生からダメ出しされることが少なくなってきました。「あの時がんばってよかった」と思える経験をたくさん積み重ねながら、プロの和裁技能士に一歩ずつ近づいていきたいと思います。

コンクールは苦手克服のチャンスです

金沢支部 小牧 結花さん(南栃総合高校/井波高校出身)

何度経験してもコンクールの当日はとても緊張するものです。今回は、「いつも通りにやれば大丈夫」と自分に言い聞かせ平常心を心がけたことが、良い結果を呼び寄せてくれたのだと思います。私にとって、コンクールは苦手を反省し、克服する機会です。通常の課題とコンクールに向けた練習を同時進行させるのは、時間的にも体力的にも大変ですが、コンクールというハードルを越えるごとに自信がつき、プロ意識も芽生えてきたように感じます。応援してくださった先生方、本当にありがとうございました。