東亜和裁の特色 | 検定・コンクール

第47回全国和裁技能コンクール

全国和裁技能コンクール

平成20年6月15日(日)に第47回全国和裁技能コンクールが東京で行われました。このコンクールにおいて仙台校の沼尾敦子さんがみごと優勝・内閣総理大臣賞を、静岡校の武安夕紀さんが準優勝・衆議院議長賞を受賞しました。これで内閣総理大臣賞は3年連続で当学院生が受賞するという快挙を達成しました。
ほかの生徒も銀賞(2名)・銅賞(4名)・入賞(4名)など、計12名の生徒が入賞しました。

受賞者支部名出身校
【優勝】 金賞・内閣総理大臣賞 沼尾敦子
インタビュー
仙台支部 東北生活文化大学
準優勝・衆議院議長賞 武安夕紀 静岡校 日本大学
銀賞・厚生労働大臣賞 阿野田 歩 四日市校 四日市農芸高校
銀賞・総務大臣賞 阿部倫子 金山校 大学入学資格検定
銅賞・東京商工会議所会頭賞 山田由香里 新潟校 羽茂高校赤泊分校
銅賞・東京都産業労働局長賞 上村由香 新潟校 小千谷西高校
銅賞・中央職業・中央職業能力開発協会理事長賞 鈴木裕子 名古屋校 名古屋学芸大学
入賞・日本和裁検定協会長賞 熊谷奈緒美 仙台校 気仙沼西高校
入賞・全日本和裁連絡協議会長賞 大坪あさ美 四日市校 桑名高校
入賞・(社)全日本きもの振興会長賞 五十嵐宏美 新潟校 燕高校
入賞・(社)日本絹人繊維物工業会長賞 都築真梨 名古屋校 金城学院大学

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仙台支部 沼尾 敦子さん(東北生活文化大学出身)

自分の成長が評価されるコンクール

昨年のコンクールでは銀賞をいただいたものの、焦りからいくつかミスをして悔しい気持ちが残りました。その時の反省点を生かし、より上の順位をめざして挑んだ今年のコンクール。事前合宿では、コンクールを知り尽くす指導員の方々のアドバイスに真剣に耳を傾け、細かいポイントまで何度も確認を繰り返しました。また、仕上げの手順を見直して効率のよい仕立ても意識。その結果、本番では落ち着いて目の前の作業に集中することができました。優勝という結果はもちろんですが、この4年間培ってきた技能を大きな舞台で出しきれたことがなによりの喜びです。

縫う練習だけでなく、以前の受賞作などを研究

コンクール前に3日間の合宿に参加しました。時間を意識した本番さながらの練習や、苦手な部分を集中的に確認。なかなかうまくできなかった褄形は、先生やクラスメートに聞いて繰り返し練習しました。コンクール会場には、途中まで縫っておいた着物を持参するのですが、その準備の段階で、以前の優勝作品などを見て研究し、自分で「これでいい」と思える以上のものを準備していきました。プレッシャーは感じましたが、研究や準備がしっかりできていたので、本番で集中し、実力が発揮できたと思います。

完成した着物を見るのが楽しみ

もともと手づくりをすることが好きで、高校生の時から洋裁を始めて、大学も家政学科に進学しました。大学では和裁の授業もあり、反物や着物を見ることが好きになって、「卒業したら和裁の道に進もう」と決めていました。だから東亜に入ってからも、新しい反物に取り掛かるたびに、「早く出来上がりが見たい」という気持ちで、楽しみながら縫っています。着物として完成したときに得られる達成感はやりがいそのものです。いくつかある和裁関係の学校や養成機関の中でも、反物の状態から仕上げまで縫う技能が身につくというのが、東亜のとてもすばらしいところだと思います。