東亜和裁の特色 | 検定・コンクール

第20回和裁日本一クイーン決定コンクール

平成23年12月3日(土)、第20回和裁日本一クイーン決定コンクールが東亜和裁名古屋支部にて開催され、他校生徒などを含め総計19名が参加しました。審査が終わるまでの間には交流会が行われ、オブザーバーが縫い上げた作品を見ながら仕立てのポイントを聞いたり、質問したりして充実した時間を過ごしました。その後、表彰が行われ、名古屋支部校2年の渡邊裕子さんがみごと優勝。2位の名古屋支部3年・四郎園珠妃さん、3位の金沢支部3年・守彩之さんとも上位入賞者が高得点を獲得して栄誉に輝きました。

受賞者支部名学年
優勝 渡邊 裕子
インタビュー
名古屋支部 2年
2位 四郎園 珠妃 名古屋支部 3年
3位 守 彩之 金沢支部 3年
4位 五十嵐 幸 新潟支部 3年
5位 馬場 夕紀子 金山支部(現 名古屋支部) 3年
6位 西山 沙織 名古屋支部 2年
7位 菅原 真奈 仙台支部 3年
8位 川畑 文乃 金山支部(現 名古屋支部) 2年
9位 武田 好美 盛岡支部 2年
10位 小林 佳子 名古屋支部 2年

» 和裁日本一クイーン決定コンクールの実績一覧

コンクールをきっかけに自分に足りない点を反省し、さらなる技能向上をめざします。

名古屋支部 渡邊 裕子さん(滋賀県立北大津高校出身)

先生の温かい助言と仲間の応援に励まされて

「クイーン決定コンクール優勝!」と聞いて、私自身、ほんとうに驚きました。コンクールの直前には、出場者が集まって特訓する2日間の合宿がありますが、その時も規定の4時間50分以内に一度も課題を完成させることができなかったからです。仕上がりの美しさに気を配ると作業が遅くなり、スピードを気にすると仕上がりが雑になってしまう。自信喪失ぎみの私に、先生は無駄な作業の省き方などを丁寧に助言してくださいました。そんな温かい激励が優勝という結果に結び付いたのです。先生をはじめ、応援してくれた仲間にも感謝の気持ちでいっぱいです。

気合いで乗り越えた規定の4時間50分

コンクールという緊張する場面では、メンタル面の強さも必要です。先生からは「何が何でもやってみせる、というぐらいの気合いが大切なのよ」とのアドバイスを受けました。日頃の練習でも、油断する気持ちや「ま、いいか」というあきらめが出て、集中力やスピードが落ちることがあります。そんな失敗をたくさん経験していたから、本番では落ち着いて丁寧な仕事とスピードを両立させることができたのかもしれません。合宿だけでなく、日頃の練習がとても重要であることをいま改めて感じています。

次は、難関「東商検定1級」に挑戦

修了までに国家検定2級と東商検定1級に挑戦するつもりです。特に、東商検定1級は難しい資格なので、「もっともっと努力しなければ」と自分に言い聞かせています。将来の進路についてはまだ漠然としたイメージしかありませんが、生涯を通じて着物と和裁に関わっていくことだけは決めています。そのためにも、一枚一枚の着物と真剣に向き合い、いまできることに全力で取り組みながら、自分を高めていきたいと思います。クイーンコンクールの優勝は本当に名誉なことですが、やはり自分の成長の通過点にすぎないと思います。この優勝をきっかけに、自分に足りない点を反省し、一歩一歩プロの和裁技能士に近づいていくつもりです。