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第19回和裁日本一クイーン決定コンクール

平成22年12月4日(土)、東亜和裁名古屋支部において、第19回和裁日本一クイーン決定コンクールが開催されました。京都から他の和裁専門学校も参加され、日頃の研修成果を競いあう大変緊迫したコンクールとなりました。その中で当学院四日市支部3年の福田まりこさんがみごと優勝し、クイーンに輝きました。

受賞者支部名学年
優勝 福田 まりこ
インタビュー
四日市支部 3年
2位 小牧 結花 金沢支部 3年
3位 小笠原 智恵美 盛岡支部 3年
4位 稲熊 歩 名古屋支部 3年
5位 長谷川 清恵 仙台支部 3年
6位 野中 春菜 四日市支部 3年
8位 守 彩之 金沢支部 2年
9位 田中 里緒 静岡支部 2年

» 和裁日本一クイーン決定コンクールの実績一覧

コンクールに挑戦するたびに、少しずつプロに近付いている自分を実感できます。

四日市支部 福田 まりこさん(三重県立津東高校出身)

2回目の挑戦で手にした栄冠の重みを実感

クイーン決定コンクールで優勝できるなんて夢のようです。今回が2回目の挑戦でしたが、前回は入賞すらできず、順位も真ん中よりも下だったんです。今回も自信はまったくありませんでした。結果発表の時には、準優勝まで自分の名前が呼ばれなかったので、駄目だったんだと思い込んでいました。だから、優勝者として名前が呼ばれた時には、本当にビックリ! トロフィーが重く感じられました。私以上に先生や家族が喜んでくれて、ほんの少しですが恩返しできたような気がしています。

先生の厳しくて優しい言葉が励みになった

毎回コンクールの前には合宿しながらの特訓を受けるのですが、今回の合宿中には一度も規定の時間内に仕上げることができなかったので、かなり焦りました。先生から、出来栄えについて「悪いところもないけれど、ほめるところもない」との評価を受け、落ち込んだこともあります。でも、それは先生の厳しくて優しい励ましだったのだと、後で気づきました。「もうジタバタしてもしょうがない。日ごろの授業と同じようにやろう」と心を決めて本番に臨めたのは、その言葉があったから。それに、コンクールは自分の欠点を見つけるチャンスでもあるので、日ごろの授業では、過去のコンクールで見つけた欠点を修正しようとつねに意識していました。それも、いい結果につながる要因となったのかも知れませんね。

コンクールの緊迫感とプロの緊張感は似ている

次の目標は全国和裁技能コンクールに出場して、上位入賞すること。コンクールの緊迫感って、責任をもって時間内にきれいな着物を仕上げるプロの緊張感と似ていると思うんです。だから、修了までにできるだけ多くのコンクールを経験したいし、参加するからには上をめざしたい。なんとなく興味があって始めた和裁に、いまはとにかく夢中です。修了後のことを考える余裕はまだありませんが、和裁という一生ものの技能を活かして挑戦を続けるつもりです。そのためにも、日ごろの積み重ねが大切。今回の優勝は、そんな初心を思い出させてくれる機会にもなりました。