東亜和裁の特色 | 検定・コンクール

第18回和裁日本一クイーン決定コンクール

平成21年12月5日(土)、第18回和裁日本一クイーン決定コンクールが東亜和裁名古屋支部にて開催され、他校生徒などを含め総計24名が参加しました。袷着物を両袖作りと衿付けから4時間50分で仕上げます。緊張感漂う中、一針一針に集中して作品を仕立て上げました。今大会は名古屋支部3年の三宅愛子さんがみごと優勝。金山支部(現 名古屋支部)の高倉千代佳さんが準優勝でした。

受賞者支部名学年
優勝 三宅 愛子
インタビュー
名古屋支部 3年
2位 高倉 千代佳 金山支部(現 名古屋支部) 3年
4位 菅原 祈 名古屋支部 3年
5位 細江 美紀 名古屋支部 2年
6位 稲熊 歩 名古屋支部 2年
7位 小牧 結花 金沢支部 2年
8位 小笠原 智恵美 盛岡支部 2年
9位 伴 育恵 金山支部 3年
10位 鈴木 明日実 名古屋支部 3年

» 和裁日本一クイーン決定コンクールの実績一覧

コンクールへの出場は弱点を克服するチャンス!これからもがんばります!

名古屋支部 三宅 愛子さん(大妻女子大学出身)

「早く、きれいに」という難関を突破

私がクイーンコンクールに挑戦するのは、2回目でした。前回は3位だったので、今回はなんとかそれ以上の結果を残したいと自分なりにがんばり、優勝することができました。緊張感から針に糸を通せなかった前回に比べて、今回はほどよい緊張感のなか自分のペースで課題と向き合えたようにも思います。ただ、もともとがのんびりとした性格なので、途中で集中力が途切れないように気をつけていました。

頭で考えるのではなく手や体に覚えさせる

コンクールの前、合宿で特訓していただいたのですが、そこでの経験が大きな力になりました。練習を重ねるごとに自分の弱点が見えてくるんです。私の場合は、無駄な動作が多いことが弱点でした。やり忘れてしまった作業があると生地をもう一度元の形に戻さなければならないので、これが時間的なロスにつながるのです。一枚の着物を仕上げるためには、たくさんの作業をこなさなければなりません。その一つひとつを頭で覚えるのではなく、手や体に覚えさせることが大切なのだと改めて感じました。やはり日ごろの積み重ねが大事なんですね。これからも、一日一日を大切にしていきたいと思っています。

このコンクールが大きな自信を与えてくれた

ミシンなどの機械を使わず、一から十まで自分の手で完成させていくのが和裁のおもしろさだと思います。最近では、だんだん難しい生地や柄の着物を扱うようになってきているので、毎日が苦労の連続です。でも、その苦労に比例して完成したときの達成感が大きくなってきているのも確かです。一人前の和裁技能士になるためには、まだまだ学ばなければならないことがたくさんありますが、頼れる先生が身近にいる今の環境を生かして、さらに難しいコンクールや検定にも挑戦していくつもりです。今回の受賞が、「もっと上手になりたい」というさらなる意欲と自信を与えてくれました。