4年後、和裁の匠になる!

東亜和裁に通う華ちゃんが4年間で和裁技能士になるために奮闘するブログ

袖付け ほつれ直し パート1

毎日着物で研修をしている華ちゃん。

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袖を扉の取っ手に引っ掛けてしまったりして、『袖付け』ってほころびやすい

所なんですよね!!

「袖付けのほつれを直して下さい」という依頼も多くあります。

今日は袷着物の袖付けのほつれ直しの様子を紹介しますね。

でも、こんな風に袖付けがほつれてしまったら!!

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これ以上ほどけていかないように、すぐに、玉止めをしてください

そのままにしておくとドンドンほつれていってしまいますよ。

I.最初に袖付けの止めをします。

2本どりの糸で結び止めをします。

① 表袖から針を出します。

② 表身頃→裏身頃のキセ山をすくいます。

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③ 裏袖を肩山の方向に布目を2~3本すくいます。

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④ 裏身頃→表身頃のキセ山をすくいます。

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⑤ 表袖(①の針を出した肩山側)に針を出します。

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⑥ しっかりと結びます。

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これで袖付けの止めが出来ました。

II.次に表袖を縫います。

袖付けの止め付近は返し縫いで丈夫に縫います。

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あいている部分を縫って下さい。

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袖側を見て縫っています。

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表袖付けのほころびが直ったら、裏袖付けは「本ぐけ」でふさぎます。

III.最後に仕上げです。

あて布をあててコテをかけます。

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コテ持っていないんですが!!という方は.....

あて布をあててアイロンをかけても大丈夫

あて布を忘れてしまうと生地がテカテカ光ったりしてしまうので。。。

その時は、アイロンのスチームを出さないで下さいね。

生地が縮んでしまうので。。。

アイロンの重みで押さえるくらいで大丈夫。

力を入れて押さえつけてしまうと縫い代の線が

浮き出てしまうのでご注意を!

きれいに元通りに直りました。

袖ほつれパートI014.JPG

さて、先日、東亜和裁名古屋支部で、2月20日発売の『美しいキモノ』の取材がありました。別冊「いろはにキモノ・初心者のための 仕立てなんでもQ&A」で、東亜和裁の先生が本当になんでも答えちゃいました!

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今回紹介した袷着物の袖付けの止めの様子も紹介されていますよ。

取材の様子がどんなふうに雑誌になるのか楽しみです!!


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↓袖付け ほつれ直しパートII もお楽しみに!
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2017-02-15 | お知らせ  和裁便利帳

針供養 2017

2月8日は『針供養』

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2月8日が東亜和裁の研修休日のため、2月7日に教室や近くの神社で『針供養』が開催されました。

針供養は お世話になった針に感謝し供養する行事。

江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を祈る祭りとして広まったそうです。

それでは各支部の針供養の様子をご覧ください!

~名古屋支部~

近くの神社の神主さんが、教室まで出張して下さいました。

たくさんの修了生の先輩たちも参加です。

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神主さんから、

「今日は硬いものを縫ってくれた折れ針をやわらかい豆腐に刺して、供養してあげて下さいね」

と教えてもらいました。

~四日市支部~

教室から歩いて10分くらいのところにある諏訪神社に行ってきました

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~静岡支部~

針供養の際に絵馬をいただいたので和裁が上達するようにお願いしました。

~金沢支部~

みんないつもは元気いっぱいな研修生も神殿の前ではおしとやか。

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針供養の後、絵馬に願いを書きつりしました。

~新潟支部~

天候が悪い中の針供養になりました。

おみやげに酉の土鈴とカエルの飴をいただきました

~仙台支部~

教室に神棚が設置される様子をお届けしますね。

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~盛岡支部~

針供養でお世話になっている櫻山神社では、毎年鬼がお出迎えしてくれます。

今年は、膝にひざ当て?が付いててかわいいです!

神社内には、干支の酉がおりました。

手作りだそうです(^_^)

実は針供養で神社に毎年行くのが楽しみです!

今年も研修生、指導員、修了生の先輩たちが 1年間お世話になった針に感謝して、和裁の上達をみんなでお願いしました。

↓厳かな気持ちで毎日使う針に感謝できる針供養。身が引き締まりました!
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2017-02-08 | 季節の行事  東亜和裁行事

ちりめん細工の恵方巻き!

今日2月3日は 『節分』

節分に食べると縁起が良いとされている「恵方巻き」

藍ちゃん先輩が ちりめんで恵方巻きを作りました。

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製作の様子を紹介しますね。

海苔は 黒色のちりめんのふちをくけて完成。

ご飯は四角く縫って、綿をつめてふっくらと。

具は7種類作りますよ!!

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縫ったり、コテかけしたり、綿入れしたり。細かいところに和裁の技が光ります!

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藍ちゃんの用意した具は

「しいたけ・おぼろ・かんぴょう・卵・カニかま・きゅうり

 あなご」

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恵方巻きは7種類の具が縁起が良いとか?

七福神にちなんで「7種類の具を巻いて、体に取り入れると福が来る」とのこと。

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では、巻いていきます!!

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海苔に酢飯をのせます。

欲張ると海苔からはみ出てしまうので、

このくらいかな??

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具をのせて

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具がはみ出さないように押さえながら巻きます。

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ちりめん細工もホントの巻きずしと同じように

巻くと上手に仕上がりそうです。

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できましたよ〜!!!

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今年の恵方は 『北北西』

願い事をしながら、最後まで黙々と食べます(*>∀<)ノ!!

↓皆さんも寒さに負けず楽しい節分をお過ごし下さいね!
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2017-02-03 | 季節の行事  手作り日記

袋帯縫製

成人式で「ふくら雀」の帯結びをしてもらった華ちゃん。

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今日は袋帯のことを勉強しましたよ!

長さ 約4m40㎝  巾 約31㎝ くらい だそうです。

長さは帯によって様々。昔のもので4m位の短いものもありますが、最近は創作結びを

することが出来るようにと長い帯が増えてきたそうですよ。

帯の柄の入り方によって

『全通』 『六通』 『太鼓柄』 と呼ぶそうです!

『全通』 ・・ 端から端まで柄が入っている

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『六通』 ・・ 全体の六割くらい柄が入っている(胴の一周目に巻く部分は見えないので柄が入っていない)

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『太鼓柄』・・ お太鼓の部分と前の部分にだけ柄が入っている

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先生が袋帯を仕立てていたので、見学しました。

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袋帯は本来「袋状に織られていたもの」です。最近は

「縫い袋・合せ袋という表裏別の布を両耳で縫い合わせたもの」

が多くなっているそうです。

帯の中には帯芯を入れて仕立てます。

長~~い帯をひっくり返します。

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帯幅よりも少し狭く切った帯芯をとじていきます。

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長い道のりです!!

芯が入ったら、ひっくり返して、仕上げ。

両端の角が直角に仕上がるように 縫い代をきれいにたたみます。

最後に千鳥がけでふさぎます。

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仕上がりました!!

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早速仕上げた袋帯を使って、3月の着装認定試験の課題

『文庫結び』を結ばれました。

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「新品の帯は結びにくい!でも形がきれいに決まるので良いね。

この帯で試験受けよう!」

仕立も出来て、着付けも出来る先生はすごいです。

華ちゃんの憧れです!!

↓いろんなお仕立てを勉強したいな!
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2017-01-28 | 匠の技  着付け

西陣織

華ちゃんが成人式で結んだ帯は『袋帯』

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藍ちゃん先輩が、京都にある『西陣織会館』で、西陣織の勉強をしてきたそうです。

織物のこといろいろ教えてもらいましょう!!

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西陣は、京都市の西北にあたる地域。

平安時代以前からの織物生産の中心地だったそうですよ。

1000年以上にわたって織物を織り続けている産地なんですね。

「西陣」の名前の由来は、応仁の乱で山名宗全の西軍の陣地の跡地だからということ。

「西陣織り」とは、京都市の「西陣」で製織された級絹織物の総称。

特徴は、「先染めの紋織物」。綴(つづれ)、錦、緞子(どんす)、朱珍(しゅちん)、絣、紬等、多くの種類の絹織物が作られているそうです。

『西陣織会館』入場無料です!!

1階には「きものショー」が開催されていました。

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きれいな着物と帯で素敵なモデルさんが登場しました。

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小紋や訪問着、振袖。どの着物も着てみたいものばかり!!

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外国人観光客さんもパチパチ写真をいっぱい撮ってました。

2階には販売コーナーと職人による、手織りの実演、体験コーナーがありました。

爪で糸をかき寄せて織る「西陣爪掻本綴織」と呼ばれる高度な技法を見学中。

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ジャカード機を使った手織り。

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職人さんが、シュッと金糸などをシュッと通して、トントン。

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「手織りの帯はしなやかなんですよ」と教えてもらいました。

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こちらは「空引機」

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中国から伝えられたもので、1873年、ジャカード機が導入される以前に能装束など、

模様のある美しい織物を創作するために使われていました。

これは二人で共同して紋様を織り上げる手織機で、一人が

機の上に上がり、柄に合わせて経糸を引き上げ、その調子に

あわせてもう一人、下の織手が踏木を踏んで緯糸を通すと

いうもの。

昔は二人がかりで織るなんて、大変な作業だったんですね。

他にもお蚕さんの一生。

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まゆから糸を引く座繰りの実演も見学できました。

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今回は箔置きの職人さん』と『紋入れの職人さん』も実演されていました。

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箔の種類がいろいろある事を教えてもらいました。

紋入れは細~~い筆で書くそうです。

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下絵もないのに、ちゃんと家紋5つが同じように

書けるんですって!!すごいです。

藍ちゃん先輩から手書きの家紋のしおりをお土産

もらいました。

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職人さんの技に感動です!!

藍ちゃん先輩から西陣織のこと、織物のこと、たくさん教えてもらいました。

↓華ちゃんも京都行きたいな!!
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2017-01-24 | ぬい撮り旅日記  匠の技