4年後、和裁の匠になる!

東亜和裁に通う華ちゃんが4年間で和裁技能士になるために奮闘するブログ

奄美・大島紬研修レポ ~後編

さて前編から引き続き、葵先生の奄美大島、大島紬製作にまつわるレポートです。

本場大島紬伝統産業会館の中では、大島紬の織り方を教えてる学院もありました。

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「大島を織るのがすごく楽しい!」とおっしゃる、この道50年という先生が、様々なもんようの反物を織っている様子を見せてくださいました。

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地糸と絣(かすり)糸がたて糸としてセットされていきます。

たてとよこの糸が平織になっていくので、杼(ひ)=シャトルと呼ばれる道具によこ糸がおさめられます。

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先染めされた絣糸が並んでいるだけでも、柄が分かります。

細かく染め分けられていますね。

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こちらは9マルキの反物の製作途中。

絣糸が使われている本数を「マルキ」と言います。
1マルキは絣糸80本。数字が大きいほど、より細かい緻密な柄になります。

大島紬の標準的なタテ糸の総数は1,280本。

このうち「タテ絣糸がどれだけ用いられているか」によって「○マルキ」と呼ばれます。

5マルキ、7マルキ、9マルキ、12マルキ...となり、だんだん緻密になっていくのです。

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とんとん、しゅっと機織りのリズミカルな音の間に、柄のズレがおこらないよう、針で図柄を整えていく作業が入ります。とても根気がいるし、熟練の技が必要になってくるのは当然でしょう。

そんな中で若い女性が機の準備をしていたので、声をかけると「今月始めたばかりです」と関西のイントネーション。「大阪から来ました」とニッコリ。

大島紬が将来に残っていくためには、こうやって若い方へ情熱が引き継がれていかなければならないなあ、としみじみ思ったのです。

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研修で訪れたほていやの若手社員さん、機織りも実際に体験してみました。

「足と手、いろいろなところに神経を使わなくちゃならない作業ですね~!」

見るのとやってみるのでは、大違い!百聞は一見に如かず、とはこのとです。

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お邪魔した機屋さんで、奄美大島の手作り料理もごちそうになりました。

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パパイヤのしりしり、黒糖蒸しパン、よもぎのかしゃ餅などなど珍しく、

心のこもった美味しいごちそうに思わずうるっとしました。

さて、最後は、織りあがった反物が合格証がもらえる製品になったか検査を受けます。

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検査官さんも大ベテランさんなので、織りあがった反物を見てどの織り工さんの仕上げたものか大体分かるとか。

 穴があいていたり、傷がないか、織りムラがないか、反物としての長さは十分あるかなど、基準を通ったものだけが、金茶色の地球のマークと朱色で「本場奄美大島」の文字が織込まれてあり、かつ地球印の登録商標 と、経済産業大臣指定伝統的工芸品の伝統証紙が必ず貼られ、合格印が押されます。

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「大島紬を仕立てられた場合は、この証紙は捨てずに大事に保管してくださいね」と検査官さんからのアドバイスです。

なんと大島研修は大島紬大使になるためのテストで終了です!

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みんな無事に上席大島紬大使に任命されましたよ!

様々な職人さんやこのお仕事に愛情をこめて関わる皆さんの熱意を感じ、帰路へつきました。

お着物を仕立てる立場にとっても、美しい反物がいつまでもその伝統と技術を継承し、これからも残っていってほしいと思うことしきりです。大事に織りあがる大島紬。大事に仕立て、たくさんのお客様が喜んで身に包んでいただけたら、と願います。

機会のある方は、ぜひ、暖かく美しい奄美の風を感じに、大島紬のふるさとを訪れてみてください。

今回の旅行のお手伝いはもちろん

リバティ・ツアーズさん ↓ クリック

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↓美味しい鶏飯も食べました~♪ご飯に具をのせ、その上に鶏スープをかけて頂きます。
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2017-04-30 | ぬい撮り旅日記