4年後、和裁の匠になる!

東亜和裁に通う華ちゃんが4年間で和裁技能士になるために奮闘するブログ

2016年2月 の記事一覧

裄(ゆき)直し

最近、アンティークの着物やリサイクル着物を楽しんでいる方が増えていますよね。

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今日はお母さんから譲り受けた着物。

裄が短くて、手首がこんなに出てしまっていた着物のお直しを

している先輩の作業を紹介しますね。

着物は仕立てあがった着物をほどき、またつなぎ合わせると元の長方形の反物の状態に戻るんですよ。

洋服と違って、着物は直線立ちで、縫い代を切り落とすことなく仕立てあがっています。

太ったら身幅を出すこともできます!

身長の高い方にはお腹の内揚げがあれば身丈を出すこともできます!

裄も肩の所に縫い代があれば長くできます!

おばあちゃまからお母さん、そして娘・孫へと譲り受けることができるんです。着物って素敵☆☆

それでは裄直しスタート!!

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裄寸法 1尺6寸3分 (61.7㎝)

袖付けの裏を見てみると縫い代が透けています。

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この縫い代があれば裄の寸法は大きくできますよ

裏地は縫い代が透けているのでわかりやすいのですが、表地は手で触って縫い代の量を確認するか、袖付けの

裏を少しほどいて縫い代の量を確認すると良いですね。

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表も裏も縫い代があるということが確認できたので、裄直しをします。

袖付けをほどきます。 最初に袖裏の糸を切ってほどき、次に表袖をほどきます。

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お袖の縫い代は表地が1寸5分(5.5㎝)。裏地が約5分(2㎝)ありました。

今回は袖が4分(1.5㎝)長くできそうです!!

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もっと長くしたいな!!と思ったら袖の裏地を交換して新しく袖を作り直すという方法もあるんですって。

1寸2分(4.5㎝)も長くできるんです。

袖のふりを縫い直しました。

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1.5㎝袖巾が長くなりました。

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肩幅も出して、袖付け。最初の寸法から1寸2分(4.5㎝)大きくできました

↓大切に譲り受けられていく着物のお手伝いができる和裁の仕事ってやっぱり良いなって思いました。
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2016-02-27 | 華ちゃん研修日記

袴製作

もうすぐ3月ですね。梅があちこちで満開です。 

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ところで最近では大学生だけでなく小学生の卒業式でも袴を着られる方が増えているようですね。

華ちゃんも袴の勉強に入りましたよ。

《女袴の歴史は・・・??》

明治時代に入り、女性が学校で学べるようになり、椅子と机の様式や、運動技能の習得など、着物姿では何かと不便が生じました。そこで、女学生が男性用袴を着用していたそうですが、世間の批判を浴び、禁止されました。

そこで明治の教育者・下田歌子さんが優美で実用性に優れた『女袴』創案されたそうです。

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じゃじゃーん、どうですか?東亜和裁の制服矢絣の着物にエンジの袴♡

4/1の東亜和裁総合交流会に向けて、華ちゃんも自分の制服を製作しました。

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まず、今まで聞いたことのない袴の名称が登場しましたよ?

<笹ヒダ>

両脇の、ひも付けの位置から相引きの上まで

斜めにたたみこんだ笹の葉形のひだ。この写真だと袴が緑色なので、本当に笹の葉のように見えます。

<相引き(あいびき)>

両脇の前後を縫い合わせた部分。『脇』って言わないんですね!!                          

今回仕立てる袴の生地は『ウール』

前布 ・ 後布 ・ 前紐 ・後紐に切り分けます。

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ミシンを使って、紐を作ります。

前布と後紐の裾をくけて、ひだを仕上げます。

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前布はひだ5本。後布はひだ3本。後布の長さは前より長いんですよ。

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相引きを縫って。笹ヒダを作ります。

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前と後ろに紐をつけたら完成です!!

袴の長~~い紐。キレイに畳むことが出来るんですよ。

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東亜和裁では、4年間の研修を終えた先輩方と新しく和裁の道を目指す1年生を迎え、総合交流会という催しがあるのですが、その時に2年生と3年生は袴を着ていくのです。それまでに袴の着付けの練習会もあります。

去年は1年生だから私服だった華子でしたけど、今回はいよいよ袴に身を包んでの参加です!

↓なんかワクワクしてきたよ!4月が楽しみだなぁ~~。
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2016-02-24 | 華ちゃん研修日記

スノートレッキング

今日の華ちゃんブログはちょっと和裁から離れちゃいますが、気分転換に美しい景色をご覧いただこうと思います。

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スノートレッキング』を知っていますか??

別名西洋かんじき(っていう方が分かんないかな?)と言われる、スノーシュー』

プラスチックなど軽い素材でできている為、フカフカの雪の上も歩けてしまうんですが、

そのスノーシューを履いてハイキングする『スノートレッキング』が今人気急上昇中。

東亜本部のAさんの趣味は山登り。

冬には人気のスノートレッキングに出かけ、白銀の絶景に癒される休日を過ごしているそうです。

キレイな写真をたくさん見せてもらいながら楽しいお話を聞きました。

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こちらは長野県の諏訪湖の近くにある入笠山。標高が2000m近い山ですが、冬でも山頂近くまでゴンドラで行けるので、手軽に雪山を楽しむことが出来る山ですよ。なんと言っても展望が素晴らしいんです!

なんと富士山も見えました。

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こんなフカフカの雪の上も歩くんですって。

きゅっきゅっと雪を踏むのは気持ち良いそうです。

野うさぎかな?野生の動物の足跡もありますよ。

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こちらは『北横岳』八ヶ岳連峰北部(北八ヶ岳)の山。この山の魅力はなんといっても2,500mクラスの山でありながら、手軽に登ることができることです。ロープウェイを利用すれば山頂近くまで行けてしまうんです。

『すごく良い天気ですね』と話すと

「出かける前に、ネットで山の天気予報を見てから出発するんだよ。もし天気が悪いようなら中止にするよ」

とのこと。そうですよね、ブリザードの日じゃ危ないし(۶•̀ᴗ•́)۶

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「今回は山小屋のお庭でBBQをしているグループに会ったんだよ。おいしそうだった~」

「登るごとに次の目標が出来て、またすぐ登りに行きたくなるんですよ」。

とっても素敵な雪景色。一生懸命登った人へのご褒美ですね!

マイナス8度という気温にはたじろぎますが、いつか挑戦してみたいです!

↓でも今日はとりあえず華ちゃんはおこたでミカン食べます...
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2016-02-17 | ぬい撮り旅日記  季節の行事

針供養

2月8日は『針供養』。

お世話になった針に感謝するとともに裁縫の上達も祈う行事」

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針は着物の時代の大切な道具。

江戸時代に針の労をねぎらい裁縫上達を祈る祭りとして広まったそうです。

東亜和裁名古屋支部では、近くの神社の神主さんが教室に来て、ご祈祷をしてくれました。

今日は研修生のみんなと東亜和裁教師会(東亜和裁を修了した和裁技能士の先輩)の皆さんも参加して行われました。

お子さんを連れて参加された先輩・素敵な着物姿で参加された先輩・和裁をず~~と続けられている大先輩。たくさんの和裁技能士の先輩たちに会えました。憧れちゃいます❤❤

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厳かな雰囲気で針供養が行われました。

玉串奉てん。

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2礼2拍手1礼。敬虔な気持ちになります。

折針や曲がった針をお豆腐にさしました。

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なぜ豆腐に、古くなった針を刺すかというと・・・

1年間一緒に働き、折れ、曲がり、錆びなどによって、使えなくなった縫い針を供養し、お豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺し、楽をして休んでもらいたいという意味があるそうです。和裁技能士はもちろん、針を使うお仕事の畳職人さんたちもこの日を大切にしていらっしゃいます。

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さて他の教室でも針供養が開催されていましたよ。

四日市支部では近くの諏訪神社に行ってきました。

卒業した先輩たちも一緒にみんなで神社まで歩いていきました。

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少し前まで雨の予報だったけれど日差しが暖かくて、例年よりもいいお天気

神社へ針とお豆腐、供物をを持参して、お豆腐に針をさして祈祷しました。

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その後、神主さんからお守りをいただきましたよ!

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針供養の後は、道具を大切に丁寧に扱おう!と気持ちも新たに研修に取り組めます。

その他の支部の写真はピンタレストに→http://pin.it/gtwVJMQ

↓1年に1度、和裁技能士にとって大切な1日でした
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2016-02-10 | 季節の行事

袷長襦袢

華ちゃんも袷の長襦袢の仕立てに慣れてきました。

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今まで勉強してきた、『胴抜長襦袢』と袖の形は同じでしたが、『単衣長襦袢』・『胴抜長襦袢』と身頃の縫い方が全然違います。身頃には白色の裏地がつきます。

身頃の部分に裏地がつくため、縫い代を押さえる「くけ」の作業が必要ないのです。

そして、裏から見ても縫い目が見えないんです。

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くけもない・縫い目も見えないなんて嬉しいなって思っていたら、「つり合い」という難関が現れました!

運針が曲がったり、キセの量が多かったり少なかったり、印付けが正確でなかったりすると!?

「つり合いが悪くなる」という問題が発生します。

表と裏を正確に縫って合わせないと巾や丈に狂いが出てしまうんですよ。

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正確な作業に気を付けながら 袷長襦袢を勉強中です。

袖を作ります。お袖は表も裏も長襦袢の生地で作ります。

長襦袢の裏側も着物を着た時にはチラッと見えるんですよ。

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裏の白色の生地は表生地と違って 薄くて、ツルツル滑って、まっすぐ縫いにくく

コテがけや折スジをつけると、ビヨ〰ンとのびてしまって

............なかなか手ごわいです( ・ὢ・ ) ムムッ

胴接ぎの作業で、表生地と裏生地を合体させます。

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裾の裏側の部分⬇︎

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それから身八つ口を縫って、背、脇を中綴じでとじます。

さらに立衿と袖付けを縫います。

立衿も袖も表だけでなく裏も縫うのでいつもの2倍運針が必要です。

袷長襦袢は運針ばかり=͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)=͟͟͞͞(๑•̀д•́

衿付けは 「単衣長襦袢と同じ方法」で縫います。

表と裏をずれないように仕上げるのは大変!!

でもこの後勉強していく『袷着物』と同じ縫い方をするところも多いそうです。

↓きれいな着物が縫えるように頑張ります!!
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2016-02-01 | 華ちゃん研修日記