東亜和裁の特色 | 検定・コンクール

第46回技能五輪全国大会

平成20年10月31日〜11月3日の4日間にわたり、幕張メッセ(千葉市)をメイン会場に第46回技能五輪全国大会(中央職業能力開発協会主催)が開催されました。
この大会は国家検定2級合格者で、満23歳以下のまさに一番勢いのある若き技能者によって競われる大変権威のある大会です。
競技内容は袷着物の片袖が出来上がった状態から完成までを9時間で完成させるというものです。
愛知県代表に選抜され出場した当学院卒業生の内田茉美さんが、見事銀賞を受賞しました。

受賞者支部名出身校
銀賞 内田 茉美
インタビュー
名古屋支部 大垣桜高校

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プレッシャーもあったけれど、大きな大会での入賞は今後の自信につながります

名古屋支部 内田 茉美さん(岐阜県立大垣桜高校出身)

縫った後の全体チェックが良い結果に

技能五輪全国大会で、銀賞を受賞しました。小さなコンクールを含めると6回目の大会出場でした。今回は県代表ということでプレッシャーもありましたが、4年間勉強してきた積み重ねや、これまでの大会経験もあったので、落ち着いて満足できる作品ができました。縫い始めるとついつい手元に集中してしまいますが、縫った後の全体チェックをしっかりしたことが良い結果につながったのだと思います。全国大会での入賞は、これから和裁技能士を続けていく上で自信になりますね。入賞を先生に伝えた時に「(金賞じゃなくて)惜しかったね」と言われると思っていましたが、「すごい!」「頑張ったね」と喜んでいただけたので、とても嬉しかったです。

ハードルを上げることで入賞に近づいた

現在は、自宅で和裁技能士として働いています。卒業から大会までの約半年間も和裁は続けていましたが、時間制限内に縫う感覚を取り戻すため、大会前の1カ月間は学校に通いました。自分では良くできたと思っていても、先生に見てもらうと指摘を受けることがたくさんあります。そのたびに、「入賞するには、もっとハードルを上げなくては」と気を引き締めることができました。また、先生からのアドバイスは必ずメモを取り、まとめたチェック項目を大会直前まで確認しました。事前に注意すべき点が整理できていたので、自分の力が出せたのだと思います。

コンクールや検定などいつも目標がありました

東亜を知ったのは、進路を迷っている時に和裁技能士である母が勧めてくれたからです。ほかの職業にも興味を持っていたのですが、学校見学に行って入学を決意。自分のペースで学べる点が、私に向いていると思いました。入学後は授業で縫い続けるだけではなく、コンクールや検定試験のたびに修得した技能の確認ができるし、気持ちもリセットされて良い刺激になりました。また、成績に応じて参加できる研修旅行もやる気につながりました。今後は身につけた技能を活かして、結婚後や育児中も仕事を続けていきたいです。目標とまでは言えないけれど、和裁技能士の仕事を長く続けていきたいと思っています。